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季節を追いかけたエピソードを綴っています

【丹沢】登山初心者が神奈川県最高峰を日帰りで縦走した無謀な山旅

2013年11月3日(日)

丹沢主稜~主脈を日帰りで歩いてきました。
理由は神奈川県最高峰である蛭ヶ岳(ひるがたけ、1,672m)に登ってみたかったからです。どうせだったらついでにその隣にある丹沢山(たんざわさん、1,567m)は百名山だし、一緒に登っちゃおうかな。でも、どうやって歩こう。。もう主稜から主脈全部歩いちゃえということで、日帰りでブチ抜いてきました。

当時登山駆け出しの僕にとって拷問でしかなかった約22㎞の旅の始まりです。

簡単にというか、超雑に今回のルートをご紹介すると、丹沢の西側から東側へ縦走します。4つの丸が書いてありますが、左から、檜洞丸(ひのきぼらまる、1,601m)、蛭が岳、丹沢山、塔ノ岳です。ほんと毎度毎度へたくそですんません。


小田急で新松田駅まで向かいました。


満席です。秋の丹沢は人気です。というか、丹沢はいつでも人気です。


8:30。1時間以上バスに揺られ、ようやく着きました。ここで登山届を出して、いざ出発です。


しばらく道なりに進むと、早速檜洞丸へ進む標識がありましたので、ここからアタック開始です。ちなみに 檜洞丸(ひのきぼらまる)は神奈川4位の標高です。


人もいるので安心。


2km程度歩くともう少しで沢にぶつかることが分かります。


沢の渡り方が書いてあります。ちゃんと読んでから渡りましょう。


どぼん。


渡り切りました。


少しだけ色づいていました。


あと2km。


振り返れば富士山。


ベテランと少しお話をして追い抜かせていただきました。


少しずつ木が低くなってきました。


天気の崩れはなさそうなので安心。


富士山と雲海。絵になりますね。


あと600m。



この階段と木道が出てきたらゴールはすぐそこ。


ほらね。まずは一つ目のピークを制覇しました。時刻10:52。


みんな思い思いに過ごしています。


僕も自分でおにぎりを握ってきましたので、あったかいお茶と一緒に頂きます。


続いては本日の目標である蛭が岳です。



オシャンティな計らいですね。


こういう山荘に泊まって超だらだら過ごしてみたい。


奥に見えるピークが蛭が岳。あんなとこまで歩いても、行程の半分というのは納得がいかない。


お隣丹沢山はのっぺりしている。


ちょっとバテ気味なので、みかんで補充。


蛭が岳待ってろよ!


ふかふか落ち葉が気持ちいいです。足には優しい。


痩せ尾根です。突風に注意です。


鎖場もありました。


正直、檜洞丸から蛭が岳に向かう4.5kmが一番きつかった。ここで体力の半分以上持っていかれたね。蛭が岳直下の登り返しがエグすぎた。


あと500m。


あと500mがすごく長く感じる。つらい。。


振り返れば歩いてきた稜線。


あと少し!がんば!と奮い立たせる。


ハァハァ。。ゼェゼェ。。


あ、階段だ。


この階段を登れば・・・


13:24。着いたーーー!!!!神奈川県最高峰。


神奈川県で僕より高いところにいる人はいないという庶民の小さな優越感。


完全にバテてしまったので、ベンチで休憩。お弁当を作ってきたので食べました。ぼっち弁当寂しい。


もう体力はほとんど残っていないので歩きたくないが、戻っても進んでも地獄が待っているなら先に行こうじゃないか。


丹沢まであと3.3km。


まだポーズを決める元気はあるようだ。


向かう先には丹沢山。逃げないぞ。


あと1.4km。


だからこういう登り返しやめろってーー!!まっすぐ歩かせてくれ。。まじつらいの。。


雲が綿毛みたいに浮いている。


階段だ!!ということは・・・


14:55。丹沢山げっと!蛭ヶ岳より標高低いし展望ないくせに、日本百名山に選定されている謎の山。まぁおそらく丹沢山塊を指しているんだろうけど。


みかんとお茶でチャージ。


もう足パンパン。完全に棒になっている。僕には丹沢日帰りブチ抜き縦走は早すぎたようだ。。


雲に覆われているが、幻想的な富士山。


塔ノ岳まで1.7km。


塔ノ岳まで1.1km。そして、


あれは見たことのある小屋だ!!


15:51。塔ノ岳。つ、つ、ついたー!最後の目的にやっと着いた。。


この景色を前に僕はもう歩けないと思った、本当に。


裸足になって、大地の鼓動を感じてみる。


ウィダーとおにぎりで10秒チャージ!!最後のエネルギー補給を終えたので、棒になった足を奮い立たせ、下山を開始する。と、ここで問題発生。


あ、、、日没ヤバイ。。。


バス停まであと5.2kmとか無理ゲーすぎるわ。。


4.2kmを残して完全に真っ暗になってしまいました。自分の実力をよく知らないで、季節的な日照時間も考えずに来るからこうなる。バカのいい例です。なんとか、持っていたヘッデンと懐中電灯のダブルで照らしながらゆっくり下山しました。使わないと思っても、ザックに放り込んでおいて正解でした。

しかし太陽の光が消えた後の山は、絶望と恐怖のモンスターと化していました。足も限界が近かったし、マジで半べそかきながら歩いた。

なんとか18時には大倉バス停に到着し、車が走っている風景に腰が抜けるぐらい安心しました。

念のためお伝えすると、20時台ぐらいまで30分毎に1本はバスが出ています。


東海大学前駅で降りて、温泉「さざんか」に寄りました。湯船に入った瞬間は気持ちよすぎて大声を上げてしまいました。たぶんイッってた。


よく頑張った自分へのご褒美にビール。


お腹を満たすカツカレー。


最後にアイスも食べました。小田急線に揺られ、よだれをダラダラ垂らしながら爆睡しました。

 


自分の身の丈に合った登山をする大切さを身に染みて感じた1日でした。
大して体力も、登山技術もないくせに、下調べもろくにせず行って失敗する典型的な例です。
ソロハイクにおいて日没までに下山できないあの恐怖感は完全に世界の終わりのようでした。
この日以来、地図で下調べをしっかりする。装備品のチェックをする。山の中では無理しない。山では臆病であれ。を心に刻んで登山をしています。

楽しい登山が、悲しい登山にならないように、安全に気を付けて今後も登っていきたいですね。

 

丹沢の本物の地図はこちら。

良く行く山域だと思いますので、持っていて損はないかと。

山と高原地図 丹沢 2016 (登山地図 | マップル)

山と高原地図 丹沢 2016 (登山地図 | マップル)