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季節を追いかけたエピソードを綴っています

【八甲田山】酸ヶ湯温泉のガチ混浴風呂でドキドキ波乱の幕開け、日本屈指の紅葉の名所で秋を先取る山旅


2015年9月20日(日)

八甲田山(はっこうださん)に登ってきました。標高は1,585mあります。
日本には紅葉の名所と呼ばれるスポットが数多くありますが、青森の八甲田山もまた紅葉の名所として名高い山です。
登山口は混浴風呂で有名な酸ヶ湯温泉のそばにありますので、下山後のひとっ風呂も簡単です。
ということで、2015年の紅葉登山の幕開けです。

9月20日(日)

朝起きてまず外を見てみると、天気がいい!!前日の観光とは打って変わっての好天ぶりです。

ということでテンションマックスで出発したのはよかったのですが、いつの間にか曇天に。。おいおい。

バックミラーを見てください。後ろはこんなに晴れているのに、これから進む方は絶望的な天気。。なんでやねん。

8:00。酸ヶ湯温泉の駐車場に到着。ものすごいガスです。このまま登山したって全く希望が持てないので、いったん酸ヶ湯温泉に入って時間を潰すことに。

というか朝8時に来たのに駐車場があまり広くないため、止める場所を捻出するのが結構大変でした。

酸ヶ湯温泉と言えば、このポスターが有名ですね。見たことがある方もいらっしゃるかもしれませんが...そうなんです、酸ヶ湯温泉はガチの本物の混浴風呂なんです

実際には浴槽に暗黙の結界がありまして、こんなルールがあります。ただ、高い衝立があるわけではないので、この混浴浴槽に女性が入るのは相当勇気がないと難しいでしょう。

もちろんシャイな女性向けにも、女性優先?みたいな浴槽はありましたが、この写真で言うと奥側がそれに該当するのですが、同じ浴槽には入らないってだけなので、遠目で見られることは間違いないです。
そんで、実際に入ってみた感想ですが、正直女性はたくさんいますが、見てはいけない心理が働いて、相当ハートが強くないと見れないですね笑。
タオルを巻かないツワモノの女性もいますが、なぜかそっちの方が見ちゃ悪い気がして見れず、タオルで必死に隠している方が、なぜか見入ってしまったり。。
いずれにせよ、お互いに気持ちよく入るためには、マナーと節度をもって温泉を楽しみたいですね。
というか、硫黄の匂いが半端ではないので、風呂上がりの匂い残りの方が印象に残っています。ほぼ1日中温泉の匂いが取れませんでした。

ということで、温泉を上がったら、酸ヶ湯名物のそばまんじゅうを食べながら天気の回復を待ちます。

徐々に到着時よりは天気も回復していましたので、いよいよ八甲田山登山へ繰り出します。

八甲田山のコースはこんな感じ。本当は毛無岱(けなしたい)まで周回したかったのですが、時間と天気との兼ね合いでピストンすることになりました。

ちなみに八甲田山はこのあたりにあります。

11:16。薬師神社。この鳥居が八甲田山の登山口になります。

酸ヶ湯温泉からは300m程度歩く必要があります。

9月半ばだと紅葉しているか不安だったので、とりあえず自分のザックだけでも紅葉させておきました。アタック開始です。

ちなみに日本山脈縦走起点という看板がありました。ここ八甲田山から山口県の秋吉台までの5,000キロあるそうです。成し遂げる人いるんかな、、すごいな。

まだちょっと紅葉には早かったかなぁ。との不安がよぎる緑具合です。

八甲田連峰の山頂であり最高峰である大岳までは3.8kmあります。頑張りましょう。

序盤は特段面白みのない登山道です。先ほどまで降っていた小雨の影響により、足元はぬかるんでいます。

同行者のゆきんこ氏。ゲイターも装着して完全防備で挑んでいます。

酸ヶ湯温泉から1.2km。足元のぬかるみと戦いながらなんとか歩いてきましたが、なかなかテンションの上がらない時間帯です。

圧倒的ガス…っ!!青空を少しだけでも見たいものです。

青空を願いつつ、歩を進めます。少しずつ黄色の色合いが増えてきました。

光が足らず、イマイチ写真映えもせず。。引き返そうか?と悩み始めます。


ただ、個人的予想で、雨はもう降らないし、身に危険を感じる登山でもないので、行けるところまで行ってみようということで再びスタート。

なんか明るくなってきたな・・と思って空を見上げると、、むむむ??青空が見えるじゃないか!!

木々の間から光が差し込むようになり、心なしか写真も明るくなったように思います。一気に足取りが軽くなりました。

標高を上げることにより、徐々に色づきも深くなってきました。なんとか天気が上向いてほしいものです。

高気圧頑張れ!!僕も頑張って登るから、がんばれーー!!

おおおお!ちょっときれいじゃんよ!!もっともっと光をちょうだい!!

わああああ!!嬉しい!青空嬉しいーーー!!!

先にネタバラシをしてしまうと、この一瞬のみの晴れ間だったのですが、それでもこの瞬間に、この色づき具合を見れたのは、本当にうれしかった!

まだまだピークは先のように見えますが、はるばる青森まで来て正解でした。
樹林帯はちょっとだけですし、ここ八甲田山は再訪する価値十分ありです。

ほのかに色づいた山肌を味わいつつ、標高を稼いでいきます。
キレイですね。曇天かつピーク前でこの色づきですから、ピークはどんなもんなんでしょうか。この目で見てみたいものです。

天気がイマイチだったせいか、すれ違った登山客は10名もいませんでした。

地獄湯の沢。白濁の湯が流れています。硫黄の匂いが鼻をついています。

八甲田火山はまだ生きています。そうなんです。このあたりのガスが気になるようであれば、酸ヶ湯側からではなく、更に北側にロープウェイを使用して登ることもできるので、そちらをお勧めします。

地獄湯の沢の渡渉し終えると、道が急に狭くなりました。向かい側からも登山客が来ています。すれ違いに注意です。

すれ違いざまに挨拶したついでに、山頂の具合を確認すると、風が強くて寒かったとのこと。あまり登っている間は風は感じませんでしたので、意外な回答でした。

ナナカマドっぽい赤に目をやりながら、ガスで見えない山頂に向けてじわじわと登っていきます。

登山道を沢が覆い尽くしています。地獄湯の沢の上流なのか、朝まで降っていた雨の影響なのか、記憶が定かではありませんが、足元に要注意です。

13:07。登山開始から約2時間。木道が整備されたコースにぶつかりました。

先ほどまでは晴れ間も見えていましたが、もう期待は出来なさそうです。。ゲームセットです。

木道のそばには草紅葉を確認することが出来ます。

この酸ヶ湯コース上に唯一存在する水場が、この木道沿いにあります。

ちなみにこの木道を右に折れると、仙人岱避難小屋があるようです。時間がなかったので行きませんでしたが、トイレもあるようです。

秋の始まりの瞬間ですね。黄色に輝くあたりは、なんとなく月山の雰囲気に似ています。

八甲田清水。これが唯一の湧水です。

ちなみにこの水を使う際には、ルールがありますので、きちっと把握しておきましょう。写真左にパイプがあってそこから水が流れていますので、そこから使うようにしてください。

桶の中から直接汲むと後の人が迷惑しますので、必ずパイプの出口から使うようにしましょう。

この水場を過ぎると、いきなり風を受けるようになりました。さっきのすれ違った人の言ったことは本当でした。

13:58。八甲田山登頂。残念ながら濃厚なガスにより、展望は臨むことができませんでした。これは次回以降の楽しみですね。そして風が強い。

山頂から少し離れたところで、風が弱まるところで、あたたかい昼食を頂きました。

レインウェアをフル装備しているところを見ても、風が強いことはお分かりいただけると思います。マジで寒い。ということで、そそくさと退散。

下山途中、16時を過ぎても、ガスは引かず。ビビリなので晴れの日しか登山しない僕にとっては、厳しい登山になりました。

寒いっ!!冷え切った身体はなかなか温まらず、下山後も温泉に入りたい気分になりました。

次回の再訪を誓って、下山します。

ゆきんこ氏は酸ヶ湯温泉で買ったリンゴの手ぬぐいを片手にポーズ。

中腹まで下山してくると、ガスが引いて再び秋具合を確認することが出来るようになってきました。

下山時は、ピストンであることと、天気がイマイチであったこともあり、写真もあまり撮影せずにサクサクと下山し、17時には下山完了。そのまま弘前に戻り、レンタカーを返却しました。

冷えた身体を温めるために、近くの居酒屋に入りもつ鍋を食べて翌日の岩木山こそは晴れてほしいと祈ったのでありました。



はるばる青森まで来て晴れなかったのは残念でしたが、それでも見せてくれた紅葉は素晴らしいものでした。
また今回は八甲田連峰の北エリアしか登りませんでしたが、いつの日か南エリアも訪れてみたいものです。


八甲田山、ありがとう。

 

翌日は岩木山に登ります。

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八甲田山の本当の地図はこちら↓

山と高原地図 八甲田・岩木山 白神岳・十和田湖 2017 (登山地図 | マップル)

山と高原地図 八甲田・岩木山 白神岳・十和田湖 2017 (登山地図 | マップル)