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季節を追いかけたエピソードを綴っています

【佐渡島】遠く日本海を超えて、日本一大きい島をめぐる旅(観光編)

 

2016年4月23日(土)~25日(月)
新潟県は佐渡島(さどがしま)を旅してきました。
数年前からずっと行ってみたかった島のうちの一つです。数年越しに願いが叶いました。
佐渡島というと、トキのイメージが強いと思います。今回はトキを見に行ったわけではないので、トキファンの皆さんごめんなさい。


何しに行ったのかというと、登山をしに行きました。「佐渡島に山なんてあるの?」と僕も数年前まで思っていました。
佐渡島の山は、それはそれは素晴らしく、春に登る最強の山と言えると思います。
春を求めて日本海を渡り、花々が彩る奥深い緑の森、そして大迫力の大佐渡縦走を心行くまで満喫した島旅の始まりです。

2016年4月22日(金)
新宿駅からこんばんは。社労士的には4月から繁忙期なのですが、忍者の如く定時で上がり、マッハで旅の準備を整えて新宿へ向かいました。


そう、佐渡島に行くためにはまず新潟に行かなければならない。佐渡を大いに満喫するためにも、深夜バスで行くことにしました。


新宿駅南口に4月4日オープンしたばかりのバスタ新宿。全国へ向かうバスが5分刻みで表示されています。すごい量です。


22時過ぎだというのに、人口密度は真昼間のよう。ここは屋外なはずなのに、空気が淀んでいるように感じるのは気のせいか。


様々な人間模様を映し出すバスタ新宿。僕のように期待に胸を膨らませている人ばかりではなかったです。この待合室は都会の喧騒の掃き溜めの中心地のように思え、5分もいられませんでした。言い換えれば、とにかく空気が悪かった。。


23時。3列シートの新潟行きのバスに乗りました。片道5,700円なり。仕事の疲れから、一回も起きることなく爆睡でした。

 

2016年4月23日(土)

4時54分。新潟万代バスターミナル到着。数時間前にバスタ新宿で感じた空気の裏側にやってきました。空気がうまい。


お腹が空いていたので、近くのローソンでカップ麺を買いました。まだ眠気の残る冷えた身体をあっためてくれました。


佐渡島へ向かうためには、新潟港から出港する佐渡汽船のフェリーに乗る必要がありますので、港まで歩きます。約20分。どうやらG7が行われる関係で検問が実施されている模様。


新潟港へ向かう途中「What's NiiGATA」と書かれたアートがありました。いったい何に使われるのでしょうか。G7の大臣向けのメッセージですか?


港の近くに朱鷺メッセというビルがありますが、朱鷺メッセが近づくと、警官の数も増え、おどろおどろしい雰囲気が漂っていました。


どうやら朱鷺メッセでG7が行われるようですね。徒歩の僕も検問を受けました。
警察「G7の関係で検問しています~、佐渡汽船に行かれますか?」
ぼく「はい」
警察「荷物を拝見してもいいですか?」
ぼく「はい。特に怪しいものはありません(`・ω・´)」
警察「このスーツケース開けてもらえますか?」
ぼく「はい。着替えとかが入っています」
警察「佐渡は観光ですか?」
ぼく「はい、登山です(`・ω・´)」
警察「リュックの中も見せてもらえますか」
ぼく「ザックも着替えとかですね。」
警察「ん?これはなんですか?」
ぼく「こいのぼりです」
警察「お土産かなんかですか?」
ぼく「ええっと、、まぁ、はい、そんなとこです。」
登山の必須アイテムです」と言ってみたかったですが、チキンな僕には言えませんでした。ともあれ間一髪?検問をクリアして、通過することが出来ました。


歩き始めて25分後の5時50分。佐渡汽船のりばが見えてきました。荷物がたくさんあったので、タクシーを使えばよかったと少し後悔。ケチって初日から体力を消耗してしまった。


佐渡汽船ターミナル。僕が乗る船は6時出港のカーフェリーという船です。2時間半かかりますが、ジェットフェリーの半額以下で佐渡島まで行くことが出来ます。


佐渡汽船の改札は自動改札だった。意外にハイテクで好印象。


片道2,250円で佐渡島両津港まで行くことが出来ます。さすがに帰りはジェットフェリーにしましたが。このあたりは神津島で培った経験が生きました。

map.erokuma.pink

 

船に乗り込むと、雑魚寝スペースがたくさんありました。僕は2等チケットなのですが、2等は雑魚寝スペースか、椅子席か、どちらでも好きな方に座ることが出来ます。僕は当然雑魚寝。


荷物おいてスペースを確保してから、船内散策。フェリー内部のコインロッカーはG7の影響で使用禁止になっていました。海の上まで大変ですね。


なんと、フェリー内にエスカレーターがありました。カーフェリーというぐらいですから、車も乗せているわけで、地下1階とかが駐車場になっているようです。


2等があれば1等もあります。さらに上等な特等室、スイートルームもあるようです。僕には一生縁がなさそうですね。


フェリーの窓際には等に関係なく使用できそうなフリースペース。ここでゆっくりコーヒーでも飲んで読書もまた味があっていいですね。


ん?!海が国道だと・・・?!そんなロマンが詰まった話があるなんて驚きです。冗談かと思って調べたら本当の話のようですね。

国道350号(こくどう350ごう)は、新潟県新潟市中央区から佐渡市(佐渡島)を経由して、新潟県上越市に至る一般国道。(Wikipedia)


デッキに出て潮風を浴びる。この好天は素直にうれしいです。

こちらが2等の椅子席。古めかしい椅子ではなく、スタイリッシュな椅子が並んでいます。座り心地は良さそうでした。


船内にはフードスペースもあり、簡単なご飯をとることもできそうです。

値段設定はさすがに海上ならではといったところですかね。

佐渡弁が壁一面に紹介されていました。「さろもんのあにゃんがいいもんだ」とか言うのでしょうか。

一通り探検し終わってゴロゴロしていたら、あっという間に小佐渡地方が見えてきました。急いで下船の準備をしました。

8時30分。佐渡汽船の両津港ターミナルは、お土産屋さんがずらっと並んでいました。お腹が減っていたので、お菓子の試食をして、通り過ぎました。お店の人も、「あ、こいつ買わないな」と一目で分かったのか、全く話しかけてきませんでした。

ということで両津港到着。佐渡島、人生初上陸です。

黒い猫が僕をお出迎えしてくれました。もしくは睨んでいるのか。前者だと思いたい。お腹が空いたのでターミナル内にある食堂(海鮮横丁)で腹ごしらえをすることに。

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ファ?!な、なんだと。。ぼ、僕は、朝ご飯はどこで食べればええんや。。僕としたことがリサーチ不足だったぜ。ちなみに1階の食堂も営業時間外でした。

とりあえずレンタカーを予約していたので、ご飯が食べられそうな場所を探しながらドライブです。のどかな田園風景が広がります。ちなみに佐渡島のコシヒカリは、特A認定を受けていますので、魚沼産コシヒカリや、つや姫に次ぐ人気があります。

9時50分。ときわ館に到着。

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小さな食堂ですが、朝8時30分から営業しているありがたいお店を見つけました。

どうやらウリは日替わり定食のようです。750円で小鉢が3つぐらい付いてくるらしい。なんというコスパ。

日替わり定食がでてくるまでの間、新潟日報を読んでいました。トキのヒナに関する記事が一面を飾っていました。さすが地元紙。

出てきた日替わり定食はチキンです。それ以外に地産地消の小鉢がお盆いっぱいに載っています。

チキンもプリプリで、ご飯が進む進む。きっと佐渡コシヒカリだったに違いない。お代わり無料でした。これで750円って大丈夫なんでしょうか。。

ご飯を食べ終わって駐車場に戻ると、目の前に佐渡島最高峰である金北山(きんぽくさん)が見えました。明後日にはあの山頂に立っている予定です。お腹もいっぱいにしたところで、ドライブ再開です。

佐渡島天然杉も有名なスポットのようですが、ときわ館のスタッフ曰く、ガイドを付けないと入れないとのこと。屋久島のように大きな杉があるのでしょうか。

二ツ亀にやってきました。夏には海水浴場として賑わうみたいですね。奥の島に続く砂浜にパラソルが所狭しと立っている写真を見たことがあります。

海外ドラマに出てきそうな看板がありました。

警察の検問で引っかかった鯉のぼりも、無事に出番がやってきて一安心です。

足元にはすみれが咲いていました。

続いて少し移動した先にある大野亀。6月にはカンゾウがびっしりと咲くスポットです。佐渡島を紹介するパンフレットの一面によく登場します。

振り返れば先ほど見た二ツ亀と思われる島が見えました。

調べた限りこの大野亀は30分ぐらいで登れるみたいですが、季節的なのか時代的なのかはわかりませんが、僕が行ったときは登れないように柵が建てられていました。残念。

今回は登山に照準を絞ったので4月に来てしまいましたが、カンゾウの季節にもぜひ来てみたいものです。


ちなみに今回走った道は佐渡一周線と言うらしいです。他にもたらい舟など見たいところがあったのですが、亀シリーズは北端、たらい舟は南端にあるので、日本一大きい島ですから、1日じゃ回り切れませんでした。


明日の登山に向けて、水や食料を買い出しに行きます。島と言いつつも、自治体としては市ですから、本州と街並みはなんら変わりませんので、島旅感は薄まります。大きなスーパーに立ち寄って、レンタカーを返却しました。本日泊まる宿に連絡して、送迎をお願いしました。泊まった宿はこちら。

sado-katsura.jp

少し古い宿でしたが、夕食は部屋出しというありがたいサービス。佐渡で獲れるカニが一匹丸ごと出てきました。さらには佐渡コシヒカリ。お代わりしないわけがありません。


お腹を満たして温泉にゆっくり浸かり、布団に潜り込んだ瞬間、深夜バスのツケが回ってきて、意識が飛んでいきました。

 

1日目の佐渡島上陸編をお伝えしました。


何気に一番の驚きだったのは、国道350号線。そして、佐渡汽船フェリーの新しさです。
これまで屋久島、神津島、利尻島・礼文島(記事にはしていませんが)など旅してきましたが、一番きれいで静かなフェリーでした。雑魚寝していても、まったくエンジン音が響きませんでした。
観光名所は回り切れませんでしたが、深夜バスの疲れもあって、宿を温泉にしておいてよかったと思いました。

 

次回は、大佐渡縦走の初日の模様をお届けします。