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Season Map

季節を追いかけたエピソードを綴っています

【佐渡島】春の花々が咲き乱れるアオネバ登山道、大佐渡縦走1日目の山旅


2016年4月24日(日)
佐渡島(さどがしま)を旅してきました。
1日目は佐渡島を観光し、温泉宿に宿泊しました。

1日目の記事はこちら。

map.erokuma.pink

2日目は、いよいよ楽しみにしていた大佐渡縦走の初日です。

天候にも恵まれ、たくさんの花々が迎えてくれました。


宿泊したホテルニュー桂。古めかしさはありましたが、露天風呂もありますし、両津港までの無料送迎がついて7,500円で泊まれるコスパを考えれば十分です。


ロビーは昭和を感じずにはいられませんが、きれいに整理されている印象です。

送迎バス出発まで近くを散歩。ホテルの目の前に「トキのさんぽみち」という名の畦道がありました。写真は原風景っぽく加工してみました。

うろうろしていたらバスの出発時間である10時00分になったので両津港まで送ってもらいました。
「これからいよいよ登山だー」とわくわくしながら、スーツケースを両津港のコインロッカーに預けようと思ったところで問題発生。


フェリー内でも写真のとおり厳戒態勢を敷いていましたが、佐渡島のコインロッカーも使用禁止になっていました・・・( ゚Д゚)。

スーツケースをガラガラ引きながら登山しろと?

仕方ないので両津港ターミナル内にある観光協会に聞いてみました。

僕「ターミナル内のコインロッカーが使えないようなのですが、他に近くにコインロッカーはありませんか?」
観光協会「ないですねぇ。全部使用禁止をお願いされているんですよー、ウチでも預かれませんから(`・ω・´)キリッ」
ちっ。預かってもらえないか交渉しようとしたら先手を打たれちまった。。仕方ないので佐渡汽船のスタッフに聞いてみます。
僕「近くにコインロッカーほかにないですか?」
佐渡汽船「この近くにはないですねぇ。今日まで使用禁止なので明日には使えますよ。」
僕「明日では意味がないんです。僕、明日の16時25分発のフェリーに乗るんですけど、荷物を一時的に預かっていただくことは可能ですか?」
佐渡汽船「そういうのお断りしているんです。ごめんなさい」
そりゃそうか。。いやー、参った。。どうしたもんか。。途方に暮れてしまいました。
とりあえず登山口までタクシーで向かう予定だったので「タクシーの運ちゃんに預けられないか聞いてみよう」と思い、ターミナルを出てタクシー乗り場へ向かう途中。


使えるのあったし。

なぜ観光協会ならコインロッカーの位置ぐらい把握していない?

なぜ佐渡汽船ターミナル内のコインロッカーの位置を把握していない?

直接文句を言いに行ってやろうかと思いましたが、大人な対応でぐっと堪えました。ともあれスーツケースを預けることが出来て安堵感で満たされ、ようやく登山モードへ。


タクシーの運ちゃんに声をかけ、アオネバ登山口まで運んでもらいます。15分ぐらいで着きました。2,500円なり。ちなみに、ハイシーズンであれば、両津港からライナーバスが出ていますのでご安心を。

佐渡ドンデン高原・ドンデン山荘ホームページ [ドンデンライナー]


アオネバ登山口に到着しました。ここで佐渡島縦走ルートを整理します。

1日目はピンクルートです。アオネバ登山口を出発しドンデン山荘まで歩きます。お散歩で尻立山にもよる予定です。

2日目は青ルートです。ドンデン山荘を出発して、佐渡島最高峰である金北山(きんぽくさん)を経由して、白雲台(はくうんだい)へ下山する縦走ルートです。1日目の行程は3時間足らずですが、この先ご飯を食べる休憩ポイントもなさそうだったので、このアオネバ登山口でお昼ご飯を食べておきました。ちなみにこの地図は、佐渡島トレッキング協議会に連絡すれば、無料で送ってくれます。

佐渡島の花トレッキング ::: 佐渡トレッキング協議会


放牧牛注意という標識があったので、またしても放牧されてみました。放牧in九州はこちら。 

map.erokuma.pink


登山口にはトイレもあります。バイオトイレですが、めちゃくちゃきれいでした。今まで使ったバイオトイレの中で一番きれいと言えます。


11時40分。アタック開始。

ニリンソウ。アオネバ登山道に一番咲いていた花です。

ちなみに今回の同行者は、九州に続きゆきんこ氏。佐渡島までついてきてくれる酔狂人。

水川内沢と名付けられた沢沿いを登っていくことになります。

イワカガミ。

本州であればもっと標高が高くないと見ることのできない花々を、佐渡島では1,000mに満たない標高で楽しむことができます。

ヒトリシズカ。

その名の通りあまりにひっそりと咲いているもんだから、うっかり見逃しそうになった。

イワカガミの群生。誰か植えただろこれ。

シラネアオイ。

大きな花びらと薄紫が特徴。

スミレちゃん。

ヒトリシズカはその色合いと華奢さがぴったりな名前な気がする。

ニリンソウの大群生。誰か植えただろこれ。

もはやコースタイムはどうでも良くなってきました。

シラネアオイとニリンソウ。

どこかのジャングルに迷い込んだような森深さです。

ゆきんこ氏もご機嫌な模様。


ちなみに標識もたくさん立っているので迷うことはないです。

小さい渡渉。バランスを崩した瞬間を収めた。

沢沿いに咲くニリンソウ。

ここは屋久島か。

map.erokuma.pink

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「佐渡島ってこんなところだったの」と、僕自身も期待以上の収穫に驚いています。


沢を渡ろうと足元に目をやると、桜の花びらのようなものが落ちていました。

見上げると遠くに桜が咲いていました。新緑もいいけど、桜もやっぱり好きだなぁ。

シラネアオイとニリンソウ。沢沿いに咲いていることもあり、生き生きしているように見える。

佐渡島を調べていくうちに、ある程度のことは知ったつもりになっていましたが、やはり実際に歩いてみないと良さって分からないもんですね。

ゆきんこ氏は暑くて1枚脱いだ模様。そうなんです。天気が良いのは嬉しいんだけど、樹林帯で無風だったので、4月とは思えない蒸し暑さでした。

12時34分。落合というポイントに到着。コースタイム15分オーバー。

アオネバ登山道にはそれほどの急登はないため、トレッキング初心者でも十分楽しめるルートです。

シラネアオイ。こんな大盤振る舞いで大丈夫ですか、佐渡島。

遠くに桜。飽きさせないね、佐渡島。

シラネアオイが止まらない。シャッターを押す指が止まらない。

ゆきんこ氏は暑くてさらに1枚脱いだ模様。

キクザキイチゲ。

アマナ。あまりに小さくて見落としそうになった。

カタクリ。佐渡島すごすぎだろ。

ユキワリソウを初めて見つけました。

これもユキワリソウかな。濃いめの紫で白やピンクにはない妖艶さを感じます。

2色並んで咲いていて、めんこい。

これもユキワリソウでいいのかなぁ。花びらが少し長い気がするけど。。違っていたら教えてください。実はユキワリソウとニリンソウが、まったく見分けがつかないど素人です。

花に夢中ですげーゆっくり歩いているけど、それも今日の特権。ドンデン山荘はすぐそこにあるから牛歩登山でも全く問題ない。

アオネバという言葉の由来である青い粘土を見つけました。確かに登山道も少しだけ粘着性がありました。

木の向こう側には、明日登る金北山がチラリズム。明日の登山も楽しみでなりません。

カタクリ。ピーンとしていて凛としている。カタクリを撮るのは難しいですね。。

ふきのとうがありました。採っちゃだめだけど、食べれるのかしら。

薄い絵の具で塗ったようなキクザキイチゲ。

真っ白で可憐なキクザキイチゲ。

すごい、、太いです。。ザゼンソウ。まだ咲いていないつぼみの状態ですね。

13時36分。コースタイム30分オーバーで、アオネバ十字路に到着しました。

明日は左側のマトネ方面へ行きますが、本日は右に曲がってドンデン山荘へ向かいます。


ニリンソウとアマナ。

アマナはニリンソウと比べても一回り小さくてめんこいです。

ふきのとうがすぐそこにナチュラルにいる。

14時08分。金北山縦走路入り口までやってきました。ここからは舗装道を歩いてドンデン山荘へ向かいます。

鮮やかなアマナ。誰か植えただろこれ。

舗装道のわきに大量のふきのとう。

20分ほど舗装道を歩いてドンデン山荘の看板が見えてきました。アスファルトは登山道よりも何倍も疲れるから、早くついてほしい。

14時30分。ドンデン山荘に到着しました。

このドンデン山荘からは、天気がよければ鳥海山や月山、朝日岳、飯豊山、そして越後駒ケ岳、巻機山、剣岳などが見渡せるそうです。無敵かよ。

ドンデン山荘の玄関口にはお花の状況を知らせるボードがありました。僕が知らないだけだと思いますが見つけられなかった花もいくつかありました。さっそくチェックインします。1泊2食付きで7,600円。

ドンデン山荘の食堂。とても清潔感があります。

ドンデン山荘にはお風呂もあります。普通にバスタブにお湯が張ってあるので、山小屋というよりはホテルに近いですね。登山中にお風呂に入れるのは本当にありがたい。

山荘の目の前のデッキにはベンチが4~5つ並んでいます。ハイシーズン中はここも賑やかになるのでしょう。

15時10分。お部屋にザックをデポって身軽になったので、尻立山へ向かいます。ドンデン山荘からは0.7kmなので歩いて15~20分程度で着きます。

5分歩いて振り返ればこの景色。左手には両津港、右手には金北山。

10分歩けばこの開放感。佐渡島、最強かよ。

この日は風もなく、ぽかぽか陽気で、思わず昼寝したくなるほど快適でした。

眼下に広がる海。これだから島旅登山は止められない。

アマナがたくさん咲いていました。誰か種ばらまいただろこれ。

20分ほど歩くと山頂が近づいてきます。

15時34分。尻立山(しりたてやま、940m)登頂

もし今日が登山デビューだったら、こんな短い行程で花あり景色ありなら、一発で登山ジャンキーになること請け合いです。

たった20分でこの開放感。尻立山のチート感がすごい。

撮影大会を20分ほど繰り広げて満足したので、下山します。眼下には両津港。

僕も我慢できずに寝ころびました。佐渡島来てよかった。

16時12分。下山してすぐビールを飲みました。このデッキから見る景色でビールとか、犯罪だろ。

5分ぐらいで飲み干してしまいました。

この後お風呂に入り、夕食の時間まで翌日の準備をしました。

18時00分。夕食です。またビール飲んじゃった。お魚とお肉もあって、ご飯お代わり自由です。自分で勝手によそっていいよとのことだったので、大盛りで4杯食べました。佐渡コシヒカリは悪魔的に旨かった。
歯も磨いて、ほろよい気分で、ふらふらっとベッドに横たわったら気付いたら寝てしまっていました。ほどよい疲れが心地よく夢へ導いてくれました。

 

今年は佐渡島の雪解けが例年以上に早かったため、この4月という時期に登りに来ることを決めました。
ドンデン山荘の2016年のオープンは4月23日だったので、営業2日目に泊まりに来たことになります。

(ドンデン山荘:http://www.ryotsu.sado.jp/donden/

ハイシーズン前だからお花はまだかなぁと思っていましたが、ちゃんと咲いていましたし、山荘も空いていたので快適に過ごすことが出来ました。
ただ、一点注意してほしいことがありまして、それはです。花がたくさん咲いているから小さいブヨみたいなのが常時まとわりついてきます。僕は虫よけスプレーを持っていたのでやり過ごすことが出来ましたが、汗で流れたり、時間が経って匂いが落ちると虫が寄ってきましたので、虫よけスプレーはお忘れなく。

翌日は佐渡滞在最終日です。佐渡島最高峰「金北山」を目指して、縦走した記事になります。


次回も読んでいただけますと幸いです。