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季節を追いかけたエピソードを綴っています

【北海道】ぼくのなつやすみ2016~大雪山からトムラウシ山2泊3日大縦走の旅~②

登山 日本百名山 北海道 山小屋

2016年7月21日(木)~25日(月)
北海道を旅してきました。本記事では、7月22日(金)の2日目の模様をお送りいたします。
1日目の観光記事はこちら。

map.erokuma.pink

2日目からいよいよ2泊3日に及ぶ大雪山~トムラウシ山の縦走がスタートします。
長く、辛く、身体が悲鳴を上げ続けた3日間の初日です。

7月22日(金)


朝4時起床。昨日買い出しで入手した食料や行動食などを、分担して持つための仕分け作業から始まりました。

宿泊していたGuestHouseASAHIKAWA(ゲストハウス旭川)に、タクシーを呼びました。目的地は旭岳ロープウェイ。ザックがトランクに入らず運ちゃんが困った顔をしていましたが、ひもで括りつけてなんとかごまかす。

約1時間弱で到着しました。始発のロープウェイにも間に合いそうでしたが、キレイなトイレで用を足そうということで、2本目で出発することに。

3日間に及ぶ縦走へ向けて、各々準備を開始。ロープウェイ乗り場からでも、旭岳の壁のような圧迫感を感じることができます。

ロープウェイの片道切符。もう僕らは引き返すことはできないぜ。引き返すなら今だぜ?

この日の天気は良好模様。いよいよ北海道最高峰に立つ日が来た。

ちなみに2泊3日の行程を簡単にざっくりと紹介しますと、こんな感じです。しかし、これで理解できる人はいないと思いますので、各日それぞれでご紹介したいと思います。

1日目のコースはこちら。ロープウェイ姿見を出発し、旭岳→間宮岳→北海岳→白雲岳→白雲岳避難小屋(キャンプ場)まで向かいます。コースタイムはおよそ8時間といったところです。

平日かつ2本目のロープウェイということで、そこまで混んでいませんでした。旭岳のロープウェイ乗り場は標高1,100mですが、このロープウェイに乗ることで10分で1,610mまで運んでくれます。500mのショートカットぐらいは大目に見てくださいませ。

富士山のようなシルエットをした大雪山最高峰旭岳が目の前に迫ってきます。

10分後、1,610mの姿見駅に到着。ここで登山届を提出します。ここでは「入林届」という名前でした。

大雪山は国立公園に指定されております。標高は2,000m級ながら、緯度が北に位置しているため本州の3,000m級の山々に匹敵する環境であるため、気を引き締めて歩を進める必要があります。

姿見駅から見る大雪山。圧倒的なスケールに息を飲みます。今からここに登れると思うとぞくぞくしました。

姿見にあるレストハウスで最後のトイレタイムと、準備タイム。非常に清潔感に包まれた空間でした。これから汗や泥にまみれた旅になるので、こういう世界の裏側に行ってまいります。

歩き始めてすぐに、目の前にチングルマがお出迎え。

僕以外のメンバーはみんな、大雪山登山経験者です。僕だけが大雪山デビューなので、みんなに引っ張ってもらう形となりました。

ウコンウツギかな?

チングルマ。北海道のチングルマは、本州のそれに比べてワンサイズ大きい気がします。

日の光に向かって背伸びするチングルマ。短い命を最大限に楽しもうとする姿を目の当たりにします。

エゾノツガザクラ。エロピンクとしては押さえておくべきピンク色。

こんなにもびっしりと咲くチングルマを見るのは初めてです。大雪山は登山でなくても周遊できるコースもあるため、この花々を見にくるだけでも、十分に価値があると思われます。

ロープウェイの姿見駅から300m歩きました。荷物が重すぎて、足取りが思うように進まない。そして花を撮るためにしゃがんだりすると、ザックの重さで身体が持っていかれ、しゃがむたびに息が切れます。先が思いやられます。。

エゾノツガザクラチングルマ。ピンク、白、黄色という映える色使いで、写真映えがしますね。お天気にも恵まれたため、写真を撮るのが本当に楽しいです。荷物が悪魔的に重いですが。

前方を歩くRedSugar氏も、開始数十分で背中にのしかかるザックに辟易しておりました。

7:22。姿見の池に到着。風が無ければ逆さ旭岳が見られそうですね。というか、僕にとっては約10か月ぶりのテント泊装備登山で身体が全く言うことを聞かないです。。しばし休憩です。

まぁ初日は8時間で、旭岳まで登ってしまえばあまりアップダウンもないから楽勝やろと高を括っておりました。

とりあえず統一感のない集合写真を撮っておきました。(撮影:veryblue氏)

大雪山なので、大!

休憩したのちに再出発です。趣のある建物がありました。旭岳石室というもののようです。緊急時以外宿泊禁止です。

この日の天気は基本的には晴れの予定です。朝のうちは安定して青空を見ることが出来ました。

振り返れば街並みをこれでもかと覆い尽くす雲海。この広がり具合は、やはり北海道ならではなのでしょうね。

8:00。姿見の池から1時間弱しか経っていませんが、とにかくザックが重すぎて身体が言うこと聞きません。。veryblue氏とのそのそと登っていきます。

6合目。RedSugar氏が僕らを置いてそそくさと先に行き始めました。。RedSugarめ。。

大雪山は火山であるため、ずーっと「シューシュー!」という音が鳴り響いています。自然の力を間近で感じることが出来ます。

4人で登って入るものの、ペースはそれぞれ自由です。追いついたり追い越したり。写真も好きな時に撮りたいだろうし。そんなもんだから、絶対的に晴れにこだわるゆうちゃんは、僕ら3人を置いてそそくさと登って行ってしまったのでした。だから頂上に至るまで、僕の写真にはゆうちゃんが一枚も写っていません。

ゆうちゃん曰く「俺だけでも晴れの大雪山に登らなければいけないと思った」とのこと。まぁ僕なんかはとてもゆうちゃんのペースについていけないので、牛歩登山でゆっくりいく事にしました。


登ってきた急登を振り返る。大雪山に過去2回登っているveryblue氏は、初回登った時「こんなつらいところテント泊で絶対来ないわ」と思ったそうです。何が彼を変えたのでしょうね。

8:52。八合目が乱暴に転がっていました。

頂上がずーっと見えているもんだから「あとちょっと」という気持ちがずっとありましたが、それがよりつらい気持ちを増幅させます。等高線を見てもぎゅっと締まっているし、コースタイムも2時間半だからすぐ着くわけないのに。

突如のガス。写真を整理していて、「あれ、別の山の写真がまぎれちゃったかな」と見間違えるほどの急変っぷり。晴れたりガスったりを繰り返す天気となりました。ゆうちゃんは晴れてる頂上に間に合ったのかが気になります。

2,100m標識がありました。ここで再度休憩。手元の時計では標高2,200m近くを表示していたし、この後すぐに頂上なので、おそらく標識が間違えているかと思います。

走りながら登るveryblue氏。元気やんけ。

写真中央のピークが大雪山旭岳の頂上です。ようやく手の届く距離まで来ました。ぜぇぜぇ。。きついんですけど。。

veryblue氏に励まされながらえっちらほっちら登っていきます。もう少しで北海道最高峰。そう思い気持ちを奮い立たせます。

この坂を登りきったところに待っているものとは。

旭岳(2,290m)登頂

旭岳サンキュー!!!


やっぱり北海道の山にはヒグマがいますからね。色も目立つし、このTシャツは買っておいて正解でした。いやしかし疲れました。。

「雲なんてどっか行ってしまえー!!かめはめはー!」熊Tシャツはロープウェイ乗り場で購入しました。

4人無事に第1座目を登れた記念のイベント。

熊ポーズで集合写真。なかなか統一感のある写真を撮ることが出来ました。

写真もひとしきり撮ったので、前日に買っておいた行動食でしばし休憩です。シャリバテにならないように、エネルギー補給します。

10:21。旭岳を後にし、いよいよここからトムラウシ山へ向けた縦走が始まります。もう引き返せないぜ。。

旭岳を出発して10分程度で大きな雪渓に突入しました。この雪渓に入る直前の10分間の下りがザレている上に、急斜面だったため、慎重に下りました。

気が緩んだのか、RedSugar氏転倒。手を変な方向に突いたせいか、手が痙攣していて痛そうでした。気を付けて登らねば。。

雪渓は太陽の照り返しが非常に強く、眩しくて目がおかしくなりました。サングラスは似合わなさそうなので買うのを避けていたのですが、この時ばかりは欲しくなりました。

雪渓を下り終えるとキバナシャクナゲの大群生。見渡す限り広がっています。


広角レンズでなんとか接写を試みるも、これが限界か。

ゆうちゃんとRedSugar氏がお花を摘みに行ったので、さっき下ってきた雪渓で遊んでました。

転んでも痛くないからジャンプしても平気。

熊も出るようなので、気を付けましょう。

お花摘みから戻ってきた2人を交えて、ここからは緩やかなハイクの始まりです。といっても、今日の宿泊ポイントである「白雲岳避難小屋(キャンプ場)」まではあと5時間弱歩かなきゃいけないんですがね。

再びチングルマエゾノツガザクラ。チングルマは何回見ても飽きないですね、可愛い。

天に向かって咲いている感じに撮るのが、最近のマイブームです。

黄色いのはメアカンキンバイというそうです。

ちょうど雲が僕らよりも低い位置にあり、ガスも通り抜けてはすぐ消えていたので、天気の崩れはなさそうです。遠くに間宮岳が見えてきました。

歩いてきた道を振り返る。天気を気にするゆうちゃんにとっても、今日の天気はまずまずの及第点といったところか。

11:36。間宮岳分岐。日傘でもない普通の傘で日差しをカットして昼寝に勤しむveryblue氏。なだらかな道しか歩いてきていないはずなのに、この疲労感はやはり荷物のせい。

すぐそこにある間宮岳に向かいます。重くて仕方のないザックはデポって来ました。

11:51。間宮岳(2,185m)登頂。山とは呼べないぐらい、まったいらな山でした。苗場山とかもこんな感じなんでしょうかね。

既に疲弊しきってしまい、立って集合写真を撮ることもできないおっさんども。


初日には4つのピークを踏む予定です。旭岳、間宮岳と2つ踏んだので、ようやく折り返しです。次は北海岳へ向かいます。

北海岳へ向かうには御鉢平をぐるっと回っていくのですが、この御鉢平のスケールがあまりに凄くて4人とも唖然としていました。あまりにデカすぎて、感嘆詞しか口にしていなかったように思います。


御鉢平をバックに。

北海岳までの50分間はこの御鉢平をずっと眺めることが出来ます。ちなみに写真左手に見える大きなピークは北鎮岳(ほくちんだけ)と思われます。何気に北海道第2位の標高を持っています。

この迫力は本州にはないですね、すごすぎる!デカすぎる!

御鉢平のまわりにも間宮岳、北鎮岳、黒岳、北海岳などのピークが存在しているため、富士山のお鉢巡りとはまた違った雰囲気が味わえます。


このどでかい御鉢平の景色に、少しだけ元気を取り戻せたように思います。やっぱり同じ荷物を背負うにも、ただの樹林帯と、優れた眺望では、気がまぎれるので肩や腰の負担が全く違います。登山って全部こうだったらいいのに。

御鉢平をぐるっと回ってきました。御鉢平のくぼみには、立入禁止の有毒温泉があります。強力な毒性により、ヒグマも死んでしまうとか。

12:47。北海岳(2,149m)登頂。北海道らしい山の名前でいいですね。

この御鉢平をムービーに収めるveryblue氏。ゆうちゃんが大きな声で「○○○!(自粛)」とか言って、ムービー撮影を邪魔してたっけな。

とりあえず3つ目のピークを祝して集合写真を撮って休憩しました。この休憩中に、RedSugar氏とveryblue氏はポケモンGOをダウンロードしていました。僕とゆうちゃんはポケモンに全く興味がないので、呆れていました。

数十分の休憩を挟んだ後、最後のピーク白雲岳へ向かいます。雲が多くなってきましたね。

そして再びチングルマ天国。誰か植えたんでしょ?そうでしょ?

この日すでに6時間以上歩いていますが、こういったお花畑に癒されて体力回復できたことがかなり大きかった。

ハクサンイチゲ。チングルマと似ていますが、この旅で見分けられるようになりました。恥ずかしや。

この道中でも、そして残りの2日間も、雪渓を何度か越えます。雪歩きが苦手な僕にとっては神経使うし、RedSugar氏が転倒していたこともあって、気を遣うポイントでした。

キバナシオガマ

ヨツバシオガマ

コマクサ


エゾコザクラ

ここは地図にも花マークがある通り、嘘偽りのないお花ロードでした。様々なお花に励まされながらおっさん4匹が歩を進めていきます。

雪渓を渡り終えると、白雲岳分岐が近づいてきます。まったく、「初日は旭岳に登るだけだから楽勝だべ」とか言ってたの誰だよ。もうヘトヘトや。

14:12。白雲岳分岐到着。ゆうちゃんがベンチを独占して休憩しています。僕も座りたいんですけど。。

ここから白雲岳まで1kmの道のりをピストンします。実は白雲岳はナキウサギの生息地ポイントのようで、僕ら4人はもうヘトヘトだったので、「ナキウサギ見れたらピークハントせずに戻って来ようぜ」ということに。とことん根性のない4人です。

クマ出没ポイントでもあるようです。。ヒグマに遭遇とかマジでシャレにならんからやめれくれよ。

「あー、楽ちんだわ」
ザックを白雲岳分岐にデポって歩く僕ら。空身で歩くって、こんなにも違うものなのか。これなら白雲岳まで余裕で歩ける気がする。そんなことないんだろうけど。

ナキウサギを探しつつ、これまでの緩やかな山容とは違った岩々しい白雲岳を楽しみます。

ここで北海岳から歩いてきた道のりを振り返ってみたら、とてつもなく巨大な雪渓の上を歩いてきたことに気付く。こんなとこ歩いてきたのかよ。ドラクエかよ。

「ナキウサギいねぇなぁ。」

「生息地って地図に書いてあるけど、そんな簡単に見つけられるもんなの?」

「そもそもナキウサギって鳴くの?」

と低レベルな会話を交わしながら、希望は捨てずに歩き続けます。

時には、「チュンチュン」と鳴く鳥に対して「今のがナキウサギじゃね?」と下調べゼロ感を露呈します。

瑞牆山のアレみたいなそそりたつ岩がありました。

「結局ナキウサギなんて空想上の生き物なんだよ」
という雰囲気になり、目の前に確実に発見できるお花畑を楽しむことにしました。

チングルマエゾノツガザクラ。このペアは、何回写真を撮っても映えるから好きだ。そのとき!!

 

ガサゴソ…!!シューーン!!サササ!!!
目の前を走る30㎝はあろうかという生き物発見!!僕は広角レンズのため役立たずなので、250㎜を持参していたゆうちゃんに撮ってもらったのが、これ。↓

爆走しているウサギや!!!これがナキウサギや!!!すげ!!!本当にいたよ!!!と野郎4匹のテンションはダダ上がり。カメラに収めたゆうちゃんもとりあえずの目標は達成できたということで、めでたし。でも、白雲岳まで半分ぐらいきちゃったし、とりあえず登るかということに笑。

ナキウサギを探しながら歩いていたため正規ルートからは外れてしまったようで、道のない岩を直登していきました。良い子は真似しないように。

15:02。白雲岳(2,229m)登頂。その名の通り、白い雲に覆われたピークでした。

とりあえずナキウサギを見れたということで、ウサギのポーズで集合写真。背中から疲労がにじんで見えますね。

ウサギも見れたし、ピークも踏んだし、あとは宿泊地へ向かうだけです。ちなみに正規ルートはこの雪渓上ということになります。

行きのルートは結果として間違えてしまったけど、単なるピストンではなくなったので、それはそれで良しとしましょう。

こんなに山に囲まれたところまで来てしまった。しかも北海道。こんなふうに自然がたくさん残っているところでしか、ナキウサギは生息できないんだなぁとしみじみ。

さっきナキウサギを見つけた付近を通りがかるとき、もしかしたらまたいるかもしれないなぁと思い、探していると、またしても発見!!!どこにいるかお分かりでしょうか。

のそのそ近づくゆうちゃんとRedSugar氏。収めた写真はこちら↓。

今度は完全に捉えることが出来ました。僕も250mm持って来ればよかったなぁと後悔。

「ナキウサギってあんなに大きいんだねー、もっとハムスターみたいなネズミみたいなのイメージしてたよ!」と何も知らない野郎4匹の会話は弾みます。後程、真実を知り絶望するとは思いませんでした。。

先ほどの巨大な雪渓を見渡せるポイントまで戻ってきました。これ本当にすごい景色だよな。

白雲岳分岐まで戻ってきてザックを回収したのち、宿泊地ポイントである「白雲岳避難小屋(キャンプ場)」まで向かいます。

時刻は16:00。本当はもっと早くついてダラダラするつもりだったのに。。初日からこんなんであと2日持つんでしょうか。。


遠くに白雲岳避難小屋を確認できるところまでやってきました。ゴールが見えてから疲労感がどっと吹き出してきました。あとちょっとや。

これはなんですか、エゾカンゾウですか?教えてくださいまし。

白雲岳避難小屋の水場です。このキンキンに冷えた水を飲めれば嬉しいのですが、北海道の水にはエキノコックスが潜んでいるため、煮沸をする必要があります。

こちらがテント場。僕とゆうちゃんが担いできた2つのテントに2人ずつ寝る算段です。まずは避難小屋で受付をしてきます。

「小屋泊4名お願いします」
ひたすらに根性のないおっさん4人は、テントを張る気力なんて微塵も残っていませんでした。ここは勇気ある決断(?)で、避難小屋泊にしました。

この避難小屋はシーズン中は管理人が常駐しています。小屋泊なら1人1,000円、テントは300円です。50人は泊まれるようで、平日のこの日はスペースを広々使うことが出来ました。

クタクタに疲れた身体に鞭を打ち、外のベンチで料理を始めます。食材を担いできたveryblue氏に感謝です。

それと同時に、モンベルで買ってきたガス缶をフルに使い、煮沸も同時並行的に進めます。

赤い野菜を切るのは赤い人担当のようです。

消毒と調理酒を兼ね備えた日本酒。カリスマブロガーが料理の腕をふるいます。

チーズフォンデュ。高カロリーなご飯で失ったエネルギーを補充します。

北海道限定のサッポロクラシック。やっぱりこいつは最強のビールや。
そういえば余談ですが、「さっきのデカウサギは本当にナキウサギなのか」議論が始まり、幸運にも電波が入ったために調べてみたら…

4人「全然ちゃうやんけ!!」

僕らの夏は終わった。。ゆうちゃんは見事にカメラに収めたウサギが、まさかただの野うさぎだったと知って、がっくりしていました。まぁ、登山してて野うさぎを見るってこと自体が珍しいからええんちゃう?とみんなで励ましてあげました。

メインはトマトパスタ。食器にはアルミホイルを敷いて、洗い物を少なくする作戦。飲まなきゃ大丈夫だとは思うけど、やはり生水をそのまま使用して洗うのは気が引けるし、かといって煮沸した水を洗い物に使うのはもったいないし。エコ作戦です。
食事が終わってから、次の日の行動用の水を煮沸していたのですが、2L×4人=8Lの水を煮沸するというのはかなりガスを使用しました。前日に「3缶もあれば十分や」と余裕の表情で言ってのけたveryblue氏も、ガス缶の残りに不安を感じ始めたようです。
本当はカップ麺を昼飯に用意していたのですが、2日目の夜においても、夕食用と煮沸用のガスが必要であることを考えると、昼にガスは使うべきではないとの判断になり、2日目は行動食のみで凌ごうという結論に。

4人それぞれが一抹の不安を覚えながら、寝袋にくるまって一瞬で寝落ちしたのでした。

 


過酷な旅の1日目をお届けいたしました。
だいぶ長くなってしまいましたので、せっかくなので5日間の旅をそれぞれ1記事ずつ書こうと思っています。
次回の縦走二日目は、白雲岳避難小屋~ヒサゴ沼避難小屋まで、忠別岳、五色岳、化雲岳のピークを踏みます。もしよろしければどうぞ。

map.erokuma.pink

 

大雪山~トムラウシ山の縦走の地図はこちら。

山と高原地図 大雪山 十勝岳・幌尻岳 2016 (登山地図 | マップル)

山と高原地図 大雪山 十勝岳・幌尻岳 2016 (登山地図 | マップル)

 

 同行者のRedSugar氏の北海道登山記事はこちら。

www.redsugar.red