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季節を追いかけたエピソードを綴っています

【北岳】白峰三山縦走しに行ったのに、ビビリだから引き返してきちゃったので、必ずやリベンジすることを誓った山旅

2016年9月26日(月)~29日(木)
南アルプスにある白峰三山(しらねさんざん)を縦走しに行きました。白峰三山とは、北岳(きただけ)間ノ岳(あいのだけ)農鳥岳(のうとりだけ)を指しています。
テントを担いで3泊4日で縦走する予定でしたが、天気の急変により、3日目に急遽引き返すことになりました。
天気の見極めと、正常な判断が非常に大切であると、再認識した山旅になりました。
あまり参考にはならないと思いますが、自然には勝てないことを少しでも伝えられたらと思っています。

今回のプランはこんな感じです。テントを担いで登るのは非常に久々であるため、なおかつ体力がもともとある方ではないので、1日の行動時間は短めに抑えたプランになっています。
1日目:広河原→白根御池小屋(約2.5h)
2日目:白根御池小屋→北岳山荘(約5h)
3日目:北岳山荘→大門沢小屋(約7.5h)
4日目:大門沢小屋→奈良田温泉(約4h)
出発前の天気予報としては、1日目:曇り、2日目:晴れ、3日目:晴れのち曇り、4日目:曇りのち雨という予報でしたので、そもそも勝率も低かったのですが、2日目の晴れすらも裏切られた結果となり、3日目で北岳山荘から先に進むことは諦め、広河原へ引き返しました。

そして食事は全て持参することにしたので、このような陣営で臨みました。パスタやラーメン、カレーなどの高カロリーの食事をメインに揃えました。

行動食はいつものメンバーという感じです。

では、詳細な記録をどうぞ。

9月26日(月)

7:00。新宿からおはようございます。バスタ新宿から甲府行のバスに乗ります。この日の天気は予報通り曇り。

バスに揺られること約2時間。9:30に甲府駅に到着。南アルプスに行くのは2回目ですが、武田信玄像にまずはご挨拶。

甲府駅前に広河原行のバス停があります。出発は10:15なので、約40分程度コンビニに行ったりトイレを澄ませたりして時間を潰します。

出発時間が近づいてくると、どこからともなく人が沸いてきます。月曜日だというのに、しかも曇りだっていうのに、みんなよく行くね。僕も人のこと言えないけど。

広河原までは約2時間の揺られることになります。到着が12時過ぎだし、移動だけで疲れてしまいますので、この日のコースタイムは2.5時間と短めにしておいてよかったです。

芦安駐車場から運賃徴収係のおばちゃんが乗ってきて、ぱちぱちと券に穴をあけて発券していきます。広河原までは協力金含め2,050円なり。

12時過ぎ。予定通りに広河原に到着。乗客のほとんどは、甲斐駒ケ岳か仙丈ケ岳に登るらしく、更に奥へと進むために北沢峠行きのバス停に向かっていきました。北岳に登るのは僕を含め4名だけだったように記憶しています。

時間にもゆとりがあるので、広河原インフォメーションの2階でゆっくりと登山届を書いてきました。

ちなみに広河原インフォメーションには水場もあるのでご安心を。

準備体操をしたり、日光白根山でデビューさせた登山靴を履くのは2回目なので、しっかりと靴紐を結んで、いざ出発です。

北岳登山口まで数分のアスファルト。テント泊装備がミシミシと肩に食い込んできます。

やたらとリアルな地図がありました。「今日から4日間、歩きとおせるだろうか」と不安になりながらも「休憩は多めに取っていこう」「きつかったら小屋泊に切り替えよう」などを胸に刻んで再出発。

ゆらゆらと揺れるつり橋を渡ります。当時の僕の気持ちを表しているような揺れっぷりでした。

いよいよ北岳への最初の一歩が始まります。

前を行くおじさんがものすごいゆっくり歩いてくれていたので、身体を温めるにはよいペースメーカーだったので、程よい距離を保ちながら歩かせてもらいました。

4日分の食料とテント装備により、腰がぐらついて思うように歩けない。

夏は終わりましたが、まだ生き残りがいました。なんとかチドリとかでしょうかね。

歩き始めて30分、13:20。白根御池分岐点に到着しました。右に行くと本日の宿泊地に着くことが出来ます。

まだ全然歩いていませんが、肩と腰を少しでも休ませたく、ザックを降ろして休憩しました。

10分程度休憩したのちに、再び登り始める。樹林帯なので特に面白味もない登山道です。

突貫工事で作ったような階段などを何度か経由して標高を稼いでいきます。

14:00。再びザックを降ろして休憩。この日は2.5時間程度しか歩かないので油断していたせいか、身体が思うようについてきてくれません。

休憩ののち、再スタート。傾斜も徐々にきつくなってきて、息が上がり、太ももとふくらはぎをぎゅっと締め付けられる感覚に襲われます。

振り返ると2名グループが歩いています。僕はのそのそと歩くのが遅いので、追い抜いてもらいました。

さっきザックを降ろしてから20分しか経っていませんが、既に休憩したい気持ちにかられます。あと20分頑張れば次のベンチがあるようなので進むことに。

やたら傾斜のキツイ階段にヒィヒィ言いながら20分を耐え抜きます。

ベンチがあったので、再びザックを降ろして休憩。写真に写っているのは僕のザックではありませんが、このサイズのザックで来ればよかったかもしれない。。北岳にテントを担いできたのは失敗だったかもしれない。。僕の体力ではきつすぎるわ。。

そうは言っても引き返すこともできないので、とにかくゆっくりゆっくり歩く。傾斜がきついですが、ストック2本フル稼働で歩きます。

何組にも抜かれながら、ペースは乱さないよう一定の力で進むようにしました。

幻想的なガスに包まれる樹林帯。1日目は展望ナシと分かっていても、やはりツライ。。

この看板が見えたのが15:16。歩き始めて2時間ちょっとなので、まさにコースタイム通り。

はやく小屋に着かないかな、とにかくザックを降ろしてテントでゴロゴロする姿を想像して気持ちを奮い立たせます。

沢の音が近づいてきました。こんな風にガスに包まれて沢の音がすると、少しひんやりして怖くなります。僕だけ?

南アルプスの天然水がざーざー流れています。飲めるのかは分かりませんが、かなりの水量です。

これを紅葉と呼べるのかは分かりませんが、黄色い葉っぱにも目をやりながら歩き続けると、、

15:32。白根御池小屋に到着。おおよそコースタイム通りでした。

さっそく受付を済ませてテントを張ります。すでに何張か陣取られていましたが、平日であったため、スペースには余裕がありました。テント料金は500円です。

久々のテントに少し張り方を忘れつつも、なんとか完成。テントを張り終えたらサンダルに履き替えて周辺を散策します。

白根御池小屋はアイスも売っているみたいですね。

小屋のご飯はこんな感じのようです。

売店にはフリーズドライのご飯をはじめパンなども売っていました。

ビールも売っていました。飲むつもりはなかったですが、大好きなサッポロビールが売っていたので、買ってしまいました。

通常のドリンクも売られています。

水場も豊富で汲み放題です。水を汲んでテントに戻りました。

サポートタイツを脱いでテント内でゴロゴロ。2.5時間しか歩いてないのにこの疲労感はヤバイな。。と思い、とにかく持ってきた食料を減らさねば!ということで、

初日の夕飯はおでんとそば。それとさっき買ったビール。

温かいおでんは疲れた体にしみこんできて、それをビールで流し込む。快感ですね。締めの蕎麦も美味しくいただきました。

ご飯を食べた後は、暗くなるまでごろごろしながら読書の秋。半沢直樹が大好きなので、それ以外の作品を昔買い漁りましたので、自宅の本棚においてある本をテキトーに持ってきました。

そういえば明日は晴れって言ってたけど、外はどんな感じかなと思ってテントから顔を出してみると、北岳の輪郭がうっすら見えるぐらいにガスが取れていました。これは明日は期待できるかなーと胸を膨らませます。

太陽光で自家発電してくれるランタンを眺めながら、明日の北岳山頂に思いを馳せながら1日目が更けていくのでありました。

9月27日(火)

3:30起床。この日の朝ご飯はカルディで買ったレモンチキンカレー。期待して買ったのですが、あまり美味しくはなかった笑。

朝ご飯を食べ、用を足して、歯磨きをして、テントを片付けていたら夜が明け始めました。

振り返れば鳳凰三山のシルエットを見ることが出来ました。鳳凰三山、名前がすごくかっこいいので登りに行きたいと思いつつ、まだ行けていない山であります。

一晩世話になった白根御池小屋に別れを告げ、5:50に2日目出発です。

これが白根お池。朝焼けにより荘厳な雰囲気を漂わせていました。

ここから北岳山頂へは4時間の道のり。標高差は約1,000m。テント泊で1,000m登るのはわかっていたことだけど、かなり厳しい戦いになりそうだ。。

使うルートは草すべりと呼ばれるルート。地図を見てもらえばわかりますが、等高線がぎっちり詰まっていて、相当気を気を引き締めないとやられていまいそうです。

鳳凰三山の向こう側から登る朝日。前日とは打って変わっての好天にやる気がみなぎってきます。

見上げれば昨日は見ることのできなかった青空。早く展望のいいところまで出たいけど、背中で存在感を放つ超重量ザックがそうはさせてくれない。

とんでもない傾斜に喘ぎ、大粒の汗を垂らしながら少しずつですが登っていきます。

北岳山頂方面が見れる場所まで来ましたが、山頂付近には雲がかかっている模様。これから取れるものなのか、それとも手遅れなのか。。前者であることを願いつつ登っていきます。

6:40。登り始めて50分ですでに限界到来。登った標高は350m。あまりにきついので休憩を挟みました。

天気が持ってくれるうちにどんどん進んでおきたいが、根性も体力もない僕にとって、この草すべりルートは拷問でしかなかった。

クソきつい傾斜に歯を喰いしばりながら、汗なのか涙なのか分からない液体を地面に大量に垂らしながら登っていきます。マジきつい。

所々うっすらと色づく斜面を捉えますが、そんなことは当時の僕にとってはどうでもよかった。とにかくこの急登が早く終わってほしくて仕方なかった。

7:20。登り始めて1時間半ですが、北岳山頂まで1時間半のポイントまでやってきました。1時間程度巻いているようですが、本当かな?すげぇ遅く歩いているから、甘めに見積もられているんだと思います。

上空を厚い雲が覆い始めました。これはもう手遅れパターンな気がするぞ。。今日は晴れ予報だったはずだけど、無理なのか…?

下山する人とすれ違い始めました。この人たちは山頂で晴れをつかめたんだろうか。。羨ましい。

7:35。小太郎尾根分岐点に到着。北岳山頂まではあと1時間20分。なんとか草すべりルートの難所を超えました。いや、本当にきつかった。。次来る時は絶対テントなんて担いで来ないわ笑。

色づく葉っぱを写真に収めて息を整える作戦。

そしてこの小太郎分岐から風をもろに受けるようになりました。

風速は10mぐらいはあったでしょうか。

おまけにガスがひどく、カメラのレンズに水滴がついてしまいました。風とガスですげー寒い。さっきまでめっちゃ汗かいてたのに。

そう思うと、ガスがふわっと抜けたりする瞬間もあって、体温調節が非常に難しかった時間帯でした。

山頂まであと1時間。このとき時刻は8:00。順調にいけば9時には山頂に立てそうですが、既にお腹が空いてしまいましたので、肩の小屋に着いたら何か食べようと思いました。

8:15。北岳肩の小屋に到着。標高はちょうど3,000m。風が直撃するのでとても寒かったです。

一応中でも休憩が出来るみたいですが、僕は持ってきた食材を消費したかったので、ラーメンを食べることに。

お湯を沸かしている間も風がびゅーびゅー吹いていて、ガスと青空の移り変わりを何度も目にしました。

出来上がったラーメンをむさぼるように食べて身体を温めます。

一応水場もありますが、1L100円が必要です。

ラーメンを食べ終わって出発の準備をしていると、ガスが少しずつ取り払われるようになってきました。

雲の切れ目から、北アルプスの槍ヶ岳・穂高岳を見ることが出来ました。

依然風は強いものの、この青空は素直にうれしい。

あともう少しだけ持ってくれよー!!!

北岳方面に目をやれば、さっきまで見えなかった大ボスが少しずつその姿を現し始めました。

奥に見えるピークが、北岳だと思われます。ここから標高200m弱登る必要があります。

呼吸をするたびに空気の薄さを感じます。でもこの薄さは自分の足で歩いてきた証です。

さぁ、国内標高第2位の北岳へ行こうじゃないか。待ってろよ北岳。

肩の小屋のそばにある登山道からはガレ場が続きますが、そこまで歩きづらいわけではありません。

振り返れば仙丈ケ岳の頭が雲の上にぽっかりと浮いているように見えました。みるみる雲が薄くなっていき、右側に見える甲斐駒ケ岳も徐々に姿を現し始めました。

太陽に照らされて白く光る雲。荘厳な雰囲気を醸す北岳。

仙丈ケ岳と甲斐駒ケ岳を並んで見ることが出来ます。この2座は2015年に登りに行きました。とてもいい山だったのでまた行きたいものです。

map.erokuma.pink

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北岳へ向けて歩いていると、遠くに間ノ岳が見えました。こちらも国内標高第3位の高峰。この旅では3日目にピークを踏む予定です(結果的に行けなかったけど)。

雷鳥っぽい鳥が岩の上にちょこんと佇んでいました。

一筋の飛行機雲が北岳への歓迎ムードを演出してくれています。そう、歓迎されていると思ったんです。この時までは良かったんです。

北岳山頂を肉眼で捉えることが出来るところまで来ました。あと10分であそこに行ける!なんとか間に合うかも!

雲かガスかわかりませんが、白い面積が増えてきました。

頂上まであと5分。あと少しだけ持ってくれ。。お願いだーー!!!

9:38。北岳登頂。間に合わなかった。。ずーん。。

見えそうで見えない。。あと少しなんだがなぁ。。

一瞬でもいいから景色見せてくれーと願う。

とりあえず日本第2位のピークを踏むことはできました。

あとは景色や。。そう思い、山頂で1時間程度踏ん張ることに。だって、ここからこの日のテント場まであと1時間程度で着いちゃうし?!

山頂で寝たり、本を読んだり、ご飯を食べたりしましたが、ガス濃度は増すばかり。

夕方には晴れるかもしれないからなーと思い、とりあえず一旦テント場に行ってテントを張ることにしました。

本日の宿泊地は北岳山荘

北岳山荘へ向かって歩いていると、下界がチラリズム。もう少しだけ乾いた空気入ってきてくれないかなぁと思っていると。

富士山が見えました。北岳が標高2位ということは、富士山を眺めることのできる日本一高い場所ということになります。ロマンがありますねぇ。

北岳山荘が見えてきました。

写真で言えば左側にテント場がありますので、まずは受付をしてきました。

テント料は800円です。内装は細かく確認していませんが、いたって普通の山小屋といった感じでした。

とりあえず疲れすぎたので、コーラで乾杯。

そのあとお腹もすいていたので再びラーメン。

ラーメンを食べた後はテント内でゴロゴロして、天気の回復を待ちます。回復したらすぐに登りに行ってやるからな!!

本を読んだり、昼寝もしながら、時折テントから顔を出して外をうかがいます。

富士山がばっちり見えたりしましたが、いかんせん上空の雲が不穏な厚さでございます。

それに夕方になるにつれて風がどんどん強くなってきます。というのも北岳山荘は場所的にも稜線上にあるため、風がテントを直撃します。初めてペグをフルで打ちました。

夕方16時を過ぎても依然北岳には厚い雲がまとわりついていて、日没の時間の関係もあり、北岳への再アタックは諦めました。
それどころか待ち望んだ天気の回復はなく、天気予報が外れ、風がどんどん強さを増し、テントのアームが何度もしなる場面もありました。
「テント飛ばされるんじゃねぇの?」そう思い、テントと石を紐でしっかりと結び、石は何重にも重ねました。

夜ご飯はカルディで仕入れたパスタと杏仁豆腐。お腹いっぱいにして後は寝るだけという状態になったのですが、とにかく風が強いっ!!テントのアームが風でしなり、アームが折れるんではないかと本気で思いました。テントがバサバサと風になびく音により眠ることはできず、恐怖の夜を迎えたのでした。
眠れないまま寝袋にくるまって「明日は午後から雲りだし、さらに風も強まるかもしれない。このまま歩いていても景色も見れないなら引き返そうか」と、悩みはじめ、そんなことを考えていたらなおさら眠れなくなってしまいました。

そんなときテントから顔を出してみたら、風は相変らず豪風でしたが、きれいな星空を見ることが出来ました。先ほどまでに雲がまとわりついていた北岳も、シルエットを確認することが出来ました。

そして目の前には富士山。この景色が見れただけでも良かったかもしれないね、そう自分に言い聞かせたものの、テントに吹き付ける豪風音にプラスして雨も降り始め、自然の恐怖に耐えながら、一睡もすることなく朝を迎えたのでした。本当に怖くて眠ることが出来なかったのです


9月28日(水)

この日の朝食もカレー。前日の夜よりも増して吹きすさぶ風に恐怖心を煽られながら、なんとかカレーを食べて心を落ち着ける。

ご飯を食べ終わった後、外を見てみると、絶望的ガス。晴れ予報はどこに行った。。風も確実に15m以上は吹いている。「こりゃ撤退だな」そう決意した瞬間でした。
そうと決まれば、下山の準備に取り掛かります。ガスで湿ったテントを強風の中片づけるのは容易ではなく、倍以上の時間がかかってしまいました。

なんとか片づけた後、昨日まで歩いてきた道をひたすら引き返します。

北岳山頂も昨日の方がマシに思えるほどの絶望的状況。写真はこの1枚のみ撮ってそそくさと通過。

7:50。肩の小屋に到着。ガスが雨に変わったりして、風雨にさらされながら歩いていたので、体力の消耗が激しかったです。

あたたかいおでんを注文して、身体を呼び覚ます。「ここから先も昨日まで歩いてきた道で知っている道だから大丈夫」と、自分を励ましなんとか気持ちを正常に戻す。

雨に変わったことによりカメラをザックにしまったのであまり写真がないのですが、小太郎分岐以降は、草すべりを下山で使うのは足腰にきついと判断し、右又コースを選択。

9:40。大樺沢二俣に到着。黙々と下山してきたので、ここで小休止。

ガス区間は抜けたので景色を見渡せるぐらいにはなりましたが、依然雨が降っています。


ここから先は大樺沢コースで広河原まで向かいますが、かかる時間は約2時間。
樹林帯や橋や沢沿いを歩く無限ループが繰り広げられ、時間感覚がおかしくなり始めたころ。

10:48。白根御池分岐点に到着。

そして11時20分にようやく広河原に戻ってくることが出来ました。

12時に広河原を出発するバスに乗り込みました。なんとか座ることが出来ました。

13時に芦安駐車場でいったん下車し、次に出発する15時のバスまでの間に、昼食と温泉を済ませます。3日ぶりのお風呂は、今までの山旅で感じた安堵感よりも大きかったかも知れません。

お風呂の後、カツカレーを食べてお腹いっぱいにしました。

15時に再びバスに乗り込み、甲府駅まで向かいました。

甲府駅についてすぐ、16時発の新宿行のバスに乗って、東京へ帰ったのでした。

 


「テントが飛ばされるかもしれない」そう思った2日目の夜が、本当に怖くて、寝袋一枚にくるまってガチガチに固まっていました。
あの風の音と、テントがバサバサとなびく音、そしてアームがしなる音、それら全てが恐怖で一睡もできなかったため、体力的に考慮して撤退したわけですが、あの夜は小屋泊に切り替えるべきだったかもしれません。

やはり天気や自然には逆らえないことを痛感した山旅となりました。

結果としてこの旅は、このようなルートで帰ってきたのでありました。
僕は白峰三山の縦走はまたいつかチャレンジするつもりです。
その時はもっと体力をつけてテント泊でリベンジするか、小屋泊で無理のない縦走にしたいと思います。

自分の技量と体力に見合った山旅をして、安全に登山を楽しむためにも、お天気はしっかり確認して、無理のない計画を立てるようにしましょう。

 

北岳の地図はこちら↓

山と高原地図 北岳・甲斐駒 2016 (登山地図 | マップル)

山と高原地図 北岳・甲斐駒 2016 (登山地図 | マップル)