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季節を追いかけたエピソードを綴っています

【しまなみ海道】ぼくのはるやすみ2017~サイクリング初心者がママチャリでしまなみ海道を走ってみた旅~【走破編①】


2017年3月18日(土)~20日(月)

しまなみ海道を旅してきました。
今まで自転車やサイクリングの経験はなく、ちょっとした買い物に乗る程度の僕が、しまなみ海道を走ってみたいという思いで旅立った記録です。
本記事では1日目の記録をお届けします。

ちなみにサイクリングするにあたっての準備編はこちらを事前に読んで頂けますと幸いです。


3月18日(土)

早朝の電車で成田空港に向かいます。3連休初日なので電車混んでいました。

ちなみに今回はこんな感じで移動をしました。1日目は①と書かれたルートです。まず飛行機で松山空港へ行き、バスで松山駅へ。松山駅から今治駅まで電車に揺られ、今治駅で自転車を借りて大島の民宿に泊まる計画です。

6:40。成田空港第2ターミナルに到着。

ジェットスターが旅立つのは第3ターミナルなのでシャトルバスに乗って第3ターミナルへ向かいます。

成田空港を7:30に出発する便なのですが、既に時刻は6:50。搭乗受付を7:00までに終わらせなければならないため、特別に優先的に受付をさせてもらえました。ラッキーでした。

空港内を散策している時間もないまま、そのまま搭乗口へ。

ジェットスターにありがちな飛行機までのバス移動です。

今回松山まで運んでくれる機体。飛行機は近くで見るとなぜかわくわくします。そして毎回写真を撮ってしまう。

上空からは日本一のアイツを見ることができました。

そうです、富士山です。富士山はどこから見ても、誰が見ても富士山です。さすが富士山。

9:00。四国が近づいてきました。そして見事なまでの春霞

とても快晴予報には思えない曇天っぷりです。

松山空港に着陸しました。滑走路のすぐそばにナチュラルに住宅地があってびっくりしました。

9:21。松山空港着。愛媛は初上陸ですが、これで四国4県は全て上陸したことになりました。といっても4県のうち高知は、観光したのではなく、最高峰の三嶺にしか登ってないけど。


松山空港にはお遍路さんとサイクリストの更衣室が完備されています。すごい。

空港内の売店にはデコポンをはじめとしたオレンジがずらり。

むむ。。

やらないわけがないですよね。ジューシーで非常に美味しゅうございました。

午後からのサイクリングではきっとお腹が空くだろうと思い、おやつ用にはるかせとかを購入。ザックが重くなりましたが、食べるのが楽しみです。

松山空港から松山駅へは空港リムジンバスで移動します。

310円なり。

10:08。松山駅到着。

松山駅から目的地までは鈍行に揺られながら海岸沿いを走る電車で向かいます。

出発まで20分程度あったので、駅構内をうろついてコーヒーを買ってきました。

海岸沿いをゆったりと走っていく田舎の鈍行列車。旅してる感が出てきます。

目的地は「波止浜駅」という駅です。波止浜駅から20分程度歩くと、レンタサイクルターミナルの「サンライズ糸山」に行けるのですが、このとき僕の頭の中でビビッっと何かが駆け巡ります。
もうすでに時刻は11:30。

「今から当日枠のレンタサイクルを糸山で借りられるだろうか。。」


そう疑問に思った僕は波止浜駅で降りることはせず、隣駅の今治駅に向かうことにしました。(このあたりの作戦については、準備編を読むとスムーズに理解してもらえると思います。)

ということで隣駅の今治駅までやってきました。

今治駅の改札を出るとすぐにレンタサイクルターミナルの案内板が出ています。

とぼとぼ歩いていくと、すぐに見えました。

駅の高架下がレンタル受付場になっているようです。

お昼の時点ではほとんどの自転車は出払っていましたが、ママチャリは余っていてくれたので無事に借りることが出来ました。最初に訪れる一番の難関を突破出来て一安心です。サイクリングしに来たのに自転車が確保できないんじゃぁ話になりませんからね。

ちなみに公営のレンタサイクル以外にも、ジャイアントストアというレンタサイクル屋もあります。公営に比べると値が張りますが最終手段として覚えておいてもいいかもしれません。

レンタサイクルの受付スタッフに教えてもらった通りの方角へ進んでいくと、何やら道路にブルーラインが引かれていました。

実はこのブルーラインがしまなみ海道をサイクリングする際、目印となる道路になっています。

看板にもデカデカと書いてありますから、僕のようにろくに下調べもせずに来たダメ人間でも安心して走ることができます。

ちなみに今回の同行人は恒例の酔狂人ゆきんこ氏です。後ろ姿で誰か分かった人はこのブログをよく読んでくれている方ですね。ありがとうございます。

今治駅からサンライズ糸山までは約7㎞あります。近いと思いきや、漕いでみると意外に遠いです。この時点では「やっぱり糸山で借りればよかったかなぁ」なんて思ったりしています。

5㎞ほど走ったところで、既にお尻に異変を感じます。異変を軽減するためにズボンの下にタオルを折りたたんで敷きました。

ゆきんこ氏もお尻が痛い模様です。

サンライズ糸山前に結構斜度のある斜面があります。とても僕のような運動不足人間にはスイスイのぼれる坂ではありませんでしたので、自転車を引いて歩いて向かいます。。つ、疲れる。。

こういうじんわりとした坂道が非常にいやらしい。これから先、坂道に幾度となく苦しめられていきます。


12:41。そしてようやく、サンライズ糸山に到着。今治駅を出発してから1時間程度しか経っていないのに、かなり疲れた。こんなんで完走できるんでしょうか。。

ファ?!
マジかよ!いや、危なかったぁー。サンライズ糸山で自転車を借りようとしてたら待ちぼうけを食らっていたってことですね。やはり今治で借りた采配は正解だった。



トイレ休憩を挟みつつ、館内を物色。何も買いませんでしたが、タオルは買ってもいいかなぁってちょっと思いました。

サンライズ糸山のロビーから見える来島海峡大橋。3つの橋から成り立っており、全長4㎞もある大きな橋です。この大橋が僕らのスタートラインということになります。(もうすでに7㎞走っているけど)

休憩中にさっき買ったばかりのはるかを頂きました。皮が厚めでしたがとても美味しかった。

普段は南アルプスの天然水を目にしていますが、奥大山の天然水を発見。いつの日か大山にも登りに来たいものです。

愛媛県のゆるきゃら「みきゃん」がいました。

みきゃんとタンデム自転車に乗りたい。

さて、お腹もすいてきたことだし、まずは1つ目の島である大島を目指します。

じんわりと続く坂。立ち漕ぎも疲れるし、座って漕ぐのも疲れるし、上り坂の漕ぎ方には終始難儀しました。

坂を上り終えると来島海峡大橋が目の前に。

第三大橋を渡ります。

これでも天気予報的には晴れなんですよ?めっちゃ曇ってるけど。でも雨が降らなかっただけましですね。

愛媛観光と広島観光の旅行もいいけど、やっぱりサイクリングしに来てますからね。

続いて第二大橋。

ちなみに対向車?も同じサイドを走りますので、ぶつからないように地面に色づけされたバーが設置されています。

海の上を自転車で走れる体験はなかなかないですからね。気持ちがいいものです。

最後に第一大橋。これを渡りきれば、大島上陸となります。

渡りきった後には下り坂。上り坂は辛いけど、下り坂はこれはこれで怖いです。スピードがガンガン出ますからね。

現在地をみきゃんが示してくれているベンチがありました。この日は大島で宿泊予定なので、橋は今日はもう渡らないことになります。

渡ってきた来島海峡大橋。しまなみ海道の中でも一番大きな橋です。

そしてオレンジ。さすがみかんの国。

大島
上陸。すぐに道の駅がありますので、そこでお昼ご飯を食べることにします。

いきいき館
。ちなみにここにも吉海レンタサイクルターミナルがありますので、糸山で借りられなかったとしても、来島海峡大橋を徒歩で渡ってくれば、借りることはできると思います。自転車の総在庫は糸山よりは少ないけども、当日枠の余力はまだまだありそうな感じでした。

いきいき館の名物は海鮮物のBBQを楽しめるところのようです。BBQもやりたかったのですが、お酒を飲みたくなってしまうので、おとなしく食堂でご飯を食べることにします。


14:00近くなっていたのですんなりと入ることが出来ました。

頼んだメニューは来島御膳。


刺身と鯛めし、天ぷら、茶わん蒸しなどが付いた和定食です。クオリティは道の駅レベルといったところですが、お腹が空いていたので、何でもよかったというのが本音です。

食後は売店をふらふら。塩バターどら焼きがおいしそうだったので購入。行動食にピッタリですね。

海産物も売られているエリアがあります。

ちなみにこちらがBBQスペース。いいなぁ。。食べたいなぁ。。

そして道の駅が一押ししていたアイス。美味しそうでしたが、この旅中に食べるアイスは2つと決めていたので、今回はパスしました。

鐘があったらとりあえず鳴らしていくスタイルです。たっぷり休憩で来たので、本日の宿へと向かい再出発です。

上り坂。。マジできついんですけど。。ゆきんこ氏も堂々と自転車を引いて歩いています。

しまなみ海道って颯爽と海辺ばかり走れるものだと思っていただけに、そのギャップにやられております。

尾道(本州)と書かれていると、四国から本州へ自転車で走るんだって実感がわいてきます。

下り坂ヒャッホーイ!!!上り坂の苦労なんて吹っ飛ぶぐらい、風を切って下っていきます。

が咲いていました。

春っていいなぁ。春ってたまらんのぅ。温かくなってくるとますます旅に出たくなりますねぇ。

ちなみにしまなみ海道の一番の観光スポットと言えば、亀老山山頂からの眺めらしいです。僕ももともとは行くつもりだったのですが、とても行けるような体力は残っていませんので、断腸の思いでパスすることに。次回に期待しましょう。

ゆきんこ氏もお尻の痛みに悩まされているようで、「痛いー!」と言っては立ち漕ぎしてごまかしていました。

尾道方面の隣に宮窪と書いてありますが、この宮窪が本日の民宿がある場所です。ただ、この宮窪が非常に厄介者なんですが、このときは知る由もありませんでした。

ライフショップという地元スーパーに立ち寄りました。宿でビール飲みたいですからね。

ビールを調達した後、再出発したのですが、ここから長い長い坂道が始まります。

ゆきんこ氏を追い越して振り返ったシーン。ゆきんこ氏もぜぇぜぇさせながら、頑張って登っていますが、永遠とも思われるこの長い坂は地獄でした。

ようやく大島の半分あたりまで進んできたようです。そして長かったこの坂道の正体は。

宮窪峠
と呼ばれているようです。とんでもない坂道でした。

高低差を確認したらトップレベルの高低差がありました。そりゃ辛いもんですわ。

ちなみに要所要所にチャリンコを立てかけるスペースがあります。どうやらサドルを鉄棒に引っ掛けるようですが、やり方が分からず普通に置いておきました。

いやー、マジで疲れた。。
半日しか走ってないのにこんな疲労感で明日まで持つんでしょうか。。

みかん休憩。松山で買ったオレンジ類がどんどんなくなっていきます。もっと買っておけばよかったかな。

ということで宮窪町に突入。

歓迎されました。もうくたくたなのでさっさと民宿でダラダラしたい。

宮窪峠の下り。やっぱり下りは超爽快感。全部こうだったらいいのに。

ゆきんこ氏もヘロヘロ。平らなのに全くスピードが出ません。足ピクピク。。

宮窪町にもレンタサイクルターミナルがあります。

見てのとおりたくさんあります。やっぱり道中の真ん中に近づくにつれて借りれる可能性は高まるようですね。

天気は終日曇りでしたが、でも日差しが遮られてたのは幸いだったかもしれません。ともあれあと少しで民宿に到着です。


16:21。民宿千和に到着。マジで疲れました。。

本当はこの後、次の島の伯方島まで行って夕食に伯方の塩ラーメンを食べるつもりだったのですが、とてもそんな体力も気力も残っておらず。。
宿は夕食抜きで予約をしていたので、どうしようかなぁと考えながらビールを飲んでいたら、宿の女将さんが「あんたら夕食どうするん?残りモンで良ければ作ろうか?」と暖かいお話を頂き、夕食を手配してくださることに。マジで一歩も動けなかったから、めっちゃありがてぇ。女将さんありがとう。

そして残りモンの夕食がこちら。


魚がメインの夕食でしたが、残り物とは思えないクオリティとボリューム。ご飯をお代わりして、翌日への英気を養ったのでした。

 


しまなみ海道サイクリング1日目が終わりました。走行距離は約20km+7㎞。
サイクリングって風を切って、颯爽と走って、気持ちのいいレジャーだと思っていた僕がバカでした。
レジャーではなく、れっきとしたスポーツです。サイクリストを尊敬します。


何よりもお尻が痛くて痛くてたまりませんでした。
タオルを2枚も持って行って、ズボンとパンツの間に畳んで挟んでいたにも関わらず、全く効果がありませんでした。
僕と同じように初めてしまなみ海道を走る場合には、お尻の痛みは覚悟する必要があるかと思います。

2日目は、1日目の倍の50㎞を走る必要があり、お尻との闘いも佳境を極めます。その記事はこちら↓

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参考にしたガイドブックはこちら↓

 

るるぶせとうち 島旅 しまなみ海道 (国内シリーズ)

るるぶせとうち 島旅 しまなみ海道 (国内シリーズ)

 
るるぶ瀬戸内海 しまなみ海道(2016年版) (るるぶ情報版(国内))

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