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季節を追いかけたエピソードを綴っています

【陣馬山~高尾山縦走】ミツバツツジが咲き踊り、桜ひらひら舞う登山道、東京の王道の春を満喫する山旅


2017年4月23日(日)

陣馬山(じんばさん、854m)から高尾山(たかおさん、599m)へ縦走してきました。

GWに九州に登山遠征へ行く予定があり、その九州での登山はヘビーになることが想定されていました。その足慣らしのために、約20㎞のトレイルをしておきたくて、陣馬山~高尾山の縦走へ行くことにしました。


「まだ桜が咲いていたらいいなぁ」と期待して行ったら、意外にもツツジが満開を迎えていて、思いがけない収穫のあった東京の春山旅の始まりです。

 4月23日(日)


新宿駅なうーーー。目的地は高尾駅ですが、高尾駅まで行くために京王線で向かいます。だって安いんだもん


7:22。高尾駅までやってきました。JR改札までやってきて、バス乗り場へ向かいます。


高尾駅前にずらっと人が並んでいるバス停がありましたので、調べるまでもなく「あれが陣馬山行きのバスだな」と分かりました。行先は陣馬高原下です。


8:18。陣馬高原下に到着。ここから約20分ぐらいアスファルトを歩いて登山口へ向かいます。登山口から1時間程度登れば陣馬山頂に到着です。


ちなみに4月1日~5月31日まで、「春高尾・陣馬スタンプハイク」というイベントが開催されているようです。


僕もこの日、最初の3つぐらいは嬉々として押していましたが、後半は面倒で押さなくなってしまいました。でも、こういう楽しみ方も一つですね。どうやら商品券や優待券などが当たるようですよ。


陣馬山まで4.4㎞です。アタック開始です。


民家の庭には春紅葉。鮮やかです。春紅葉は花見山袈裟丸山でも見かけました。


トレランの人が追い抜いていきました。


真似して追いかけるゆきんこ氏。あ、この日の同行者も酔狂人ゆきんこ氏です。


8:45。20分歩いて登山口に到着。陣馬山頂まで1.9㎞です。


ゆきんこ氏を先頭にゆっくり登っていきます。僕は陣馬山に登るのは実は4回目なのですが、意外に標高差がありますので、なめてかかるとバテるので注意です。


枯れ紫陽花。


春がやってきた。緑が芽吹いている。


新芽っていいですねえ。ようやく待ち望んだ時期がやってきた。


ヒトリシズカ佐渡島でみたものよりも、もっとひっそりしていた。全然気づかなかった。


ヤマブキ。と思われる。


陣馬山は高尾に比べたら人気度は負けてしまいますが、僕は人が多いのが苦手なので、ほどほどな人数がいいですね。


ええのう、ええのう。春が来たのう。


ゆきんこ氏の足取りも軽く、新芽を眺めながらゆっくり歩いています。たぶん、コースタイムよりだいぶゆっくり歩いていたんじゃないかと思います。


老若男女問わず訪れる陣馬山。高尾山の次のステップにはもってこいの山だと思いますよ。


春が芽吹いた陣馬山。そうですよね、もう4月も下旬なわけだし、春が訪れていてもおかしくない。ただ単に生活をしていると何にもない日常で季節感も失われがちですが、山に来ることでこうやって季節を感じることが出来るのは、登山をしていてよかったなぁと思うところです。

 

Top Of Mt.Jinba。英語で書くとなんでもかっこよくなる説。


足元の花にも目をやりながら花を感じます。


イチリンソウ?


ミツバツツジが現れた!


なんとっ、ツツジが咲いているとは思っていなかったので思わぬ収穫です。


花びらには朝露もついていて、みずみずしい一面を見せてくれました。


暴力的に紫色が咲き乱れています。陣馬にもこんなにツツジが咲くとは思っていませんでした。


うほっ。春や。。つつじを見ると春を感じます。


ミツバツツジを見ると、アカヤシオ、シロヤシオ、レンゲツツジと見たくなりますね。


たくさん楽しませてくれたミツバツツジに別れを告げて、Topを狩りに行きます。


マムシグサ。実は5月のGWには屋久島に行ったのですが、屋久島にもマムシグサがたくさんありました。


山頂まであと少し。ちなみにゆきんこ氏はこの日はザックを背負っていません。僕一人のザックに2人分の着替えなどが詰まっています。


相変らずのミツバツツジ。さっきも見たのに立ち止まって写真ばかり撮ってしまいます。だからいつも時間がキツキツ。


正直、桜がまだ咲いていたらいいなぁと淡い期待をしていたのですが、これだけのツツジが見れればもう十分です。


そして色で花を名前を憶えている僕は、ミツバツツジとムラサキヤシオの違いがいまいちわかっていません。間違えていたら教えてくださいませ。



だから白い花を見分けるのは僕にとっては超ハイレベル。ちゃんと本買って勉強しなきゃ。


こんな感じの道が見えてきたら山頂は目の前です。


山頂には梅のような気もするし、桃のような気もするし、良く分からないけど花が咲いていました。


これこれ、桃かな?


お、そそり立つアレが見えてきました。完全に10代のソレにしか見えません。


10:00。陣馬山登頂


逞しく美しい曲線を描くソレが君臨しています。


とりあえずツーショット。


おっ!こいのぼりやんけ!!こどもの日の2週間前ですが、風になびいて気持ちよく泳いでいるのがうかがえます。


陣馬山頂のベンチで小休憩をとることに。握ってきたおにぎりとゆでたまごです。



たくさんのハイカーの方々が東京の春を楽しみに登ってこられたようですね。


ソロで来たとしてもこいのぼりを見ながら食べるご飯は最高だろうな。


青山だか表参道のパンケーキを食べに行くのと、陣馬山に登りに来るのって、そんなにコスト変わんないと思うけど、後者の方が健康にもコスパもいいと思う。個人的には。

山頂にはトイレもありますので、ご安心を。


山頂で十分に休憩をしたので、ここから高尾への縦走が始まります。


10:41。景信山方面へ歩き始めます。景信山までは5.6kmの道のり。


新緑に包まれる登山道と、その奥に広がる青空が眩しい。



関東ふれあいの道。どこにでもあるような気がしますが、なんとなく神出鬼没感を感じるのは僕だけでしょうか。「うわっ、ふれあいの道だ!」みたいな。


見頃はとうに過ぎてしまった桜。やはり一週間遅かったようです。


大部分が散ってしまい、葉桜へと移り変わっていきます。


見どころのない登山道はサクサク歩いて、時間節約を図るスタイル。


遠くに桜が見える・・・!でもちょっと登山道から離れすぎてて残念。


ツヤッツヤの緑。いや、翠といった方が適切か。眩しいぜ。


煌めく新緑に足取りも自然と軽くなります。


奈良子峠に到着。明王峠まではあと400mの模様。


お、キャンプ場なんてあるんかい!と思って調べてみたら、2013年ころに閉鎖してしまったようですね。残念。


木漏れ日の縦走路で一休み。


明王峠まであと少しなので、そこで再休憩をすることにテクテク歩いていくと。


11:24。明王峠に到着。桜がちらほらとまだ咲いていました。


ここには茶屋も併設されていますので、小腹を満たすこともできます。


僕は持ってきたザックの重さを軽くしたかったので、持参したリンゴでエネルギー補給します。登山に果物は重宝します。


Mt.Takao。グローバルな縦走路です。


その前にまずは景信山をめざします。


こちらにもヒトリシズカが咲いていました。これだけまとまって咲いていたら、ハチニンニギヤカとかになりそうです?



桜がまだまだ咲いていたポイントもありました。散っていたと思っていたので嬉しい誤算です。


おぉっ!なんだか春らしい陽気に春らしい彩りです。


ゆきんこ氏は若干疲れ始めてしまい、ゆっくりゆっくり歩いています。


後ろから励ましつつ、この階段が見えれば景信山の山頂になります。


景信山山頂からの景色。八王子市街を一望することが出来ます。


12:45。景信山登頂。ちなみにここは、東京都と神奈川県の境に位置します。


目の前に広がる西東京の都市「八王子」を眺められるポイントとして、多くのハイカーに親しまれています。



陣馬山から歩いてきて、この景色が見れるととても達成感がありますね。


山頂の休憩所は多くの人でにぎわっています。酒を飲む者、昼寝をする者、様々です。


景信山に来たらぜひ食べてほしいものがあります。それはなめこ汁


1杯250円と山価格ではありますが、やはり温かいものは疲れた身体に染み渡ります。


トゥルトゥルのなめこ味噌汁。めちゃくちゃ美味です。


持ってきたおにぎりは冷たいけど、なめこ汁と一緒に食べれば美味しさ倍増です。


なめこ汁で元気を出した後は、高尾山方面に向けて再スタートです。


柴犬の散歩コースでもあるようです。贅沢な散歩道やな。


ガッツリ昼寝しているおじさん。気持ちいいだろうね。


桜の生き残り。今度は満開の時期に訪れたいですね。


ヒャッハー!いい景色です。


ここが一番のハイライトだったかもしれません。5時間歩いてきたご褒美ですね。


ミツマタの生き残りが。。というか知らなかったけど、景信山ってミツマタ咲くんだ。。見頃は3月下旬のようです。


ツバキも咲いていました。


高尾山まで4.1㎞。僕は大丈夫ですが、ゆきんこ氏が少しずつ集中力が切れ始めたので、ゆっくり歩いていきます。


景信山~高尾山までの間が一番楽しめました。


ちょうどいい具合に青空も広がってくれました。春らしい空です。


イカリソウ


小仏峠
です。中央道で最も渋滞が発生するポイントで有名です。足元には小仏トンネルがあって、今も渋滞してんのかなーとか考えながら歩いていました。


ゆきんこ氏は若干バテ気味。気持ちがすでに切れ始めていたので、高尾山頂は経由せずに巻いていく事にしました。


桜の花びらがひらひらと目の前を舞っていきます。写真じゃ伝えきれませんが、雪でも降っているんじゃないかと思うぐらいパラパラ舞っています。こういうのを上手く写真に撮れるようになりたいなぁ。



だって足元にはこんなに桜が。



14:46。一丁平に到着。


ここまでくれば高尾山は目の前です。


一丁平近くにはトイレがあるのですが、なかなか攻めてくる階段がありますので、事前に心構えが必要かと。


トイレで用を足した後、ベンチで休憩していたら、後ろでガサっとしたので振り返ったら猫がいました。


名前はミー吉と名付けよう。


ミー吉「どこみてんのよっ」と言わんばかりの目力がありました。



15:33。もみじ台に到着。高尾山の喧騒が苦手な方は、ここもみじ台まで避難して来れば、多少にぎやかさも軽減され、ゆっくり食事を楽しむことが出来ると思います。




山頂手前の分岐を左に折れ、ピークは踏まずに巻いていきます。そのまま高尾山口駅方面へ歩いていきます。


薬王院にもミツバツツジが。


でもミツバツツジはもうお腹いっぱい。アカヤシオとか見たくなってきた。。


高尾山まで来てしまうと、普段着に近い人も増えてきます。




世界一登山客が多い高尾山は、いつきてもにぎやかです。でも、足元がアスファルトなので、そこらへんの里山を歩くよりも疲れる。




随所の写真スポットを抑えつつ、高尾山口駅に向かいます。


帰りはケーブルカーでショートカットします。たくさん人が並んでいました。気温もちょうどいい季節だし、晴天だったしで、みんな楽しめたでしょうね。


高尾山口駅に到着です。高尾山口駅に隣接されている温泉はハイコストなので入らずに、自宅に帰ってお風呂に入ることにしました。電車の中では爆睡して、帰ってきたのでありました。

 

 


桜、ツツジを代表に、春の花がたくさん咲いていた縦走路でした。

20㎞も歩くの辛いなぁ・・・と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、休憩ポイントもたくさんありますし、エスケープルートも要所要所にありますので、そこまで心配する必要はありません。


歩いて花の写真を撮って、また歩いて花の写真を撮って、、これを繰り返していたらいつの間にか縦走ゴールが見えていると思います。ただ、夏は標高的にも暑くてヤバイと思いますので、春や紅葉の時期がオススメです。

僕は翌週の九州タフルート縦走に備えての足慣らしとして使いましたが、それ以上に花の収穫があり、楽しく歩くことが出来ました。

 


陣馬山、高尾山、ありがとう。

 

陣馬山~高尾山の本当の地図はこちら↓

山と高原地図 高尾・陣馬 2017 (登山地図 | マップル)

山と高原地図 高尾・陣馬 2017 (登山地図 | マップル)