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季節を追いかけたエピソードを綴っています

【九州】ぼくのゴールデンウィーク2017~九州本土と屋久島を満喫する8泊9日の旅~⑤【開聞岳登山】


2017年5月3日(水)

開聞岳(かいもんだけ)に登ってきました。標高は924mあります。

薩摩半島の南端に位置する開聞岳ですが、地図で見ても裾野の部分がボコッっと飛び出ています。


また、薩摩富士とも呼ばれる均整の取れた山容は、横から見てもボコッっと飛び出ていて、とても惹かれるものがあります。

実は屋久島に過去3回訪れている僕ですが、屋久島行のフェリーに乗るたびにそのコンパクト富士は気になっていました。


九州本土遠征の有終の美を飾るべく、海に浮かぶ山に登ってきたロマン旅行の始まりです。

登山口への移動

5月3日(水)

5:00に起床。この旅初の車中泊で過ごした夜でしたが長旅の疲れからか、すんなりと眠ることができました。朝起きると車窓には小さな水滴がたくさんついていました。どうやら雨が降っているようです。


とりあえず登山口まで移動してみて決めようかなと思って運転をしていると、目の前にドドーンと開聞岳が見えてきました。


6:27。登山口に到着したものの、うだつのあがらない空模様です。とりあえずは天気予報なんかも確認しつつ、時間稼ぎに朝食タイムです。


朝食食べ終わった後は、登山口付近をフラフラと散策。


富士山が世界遺産に認定されたことにより、薩摩富士もあやかっているようです。


「無理な登山はやめましょう」と喚起される。ということで小雨になってきましたが、完全にやむまでもう少し待ちます。


山頂付近をとりまく雲がぐるぐると回っていました。


ドーナッツみたいにきれいな円になっていますが、果たしてこの雲はどけてくれるのでしょうか。ということで、雨も無事にやみましたので、とりあえず登ってみることに。


登山口付近にはキャンプ場も併設されているので、水も豊富にあります。


登山道への入り口はキャンプ場を突っ切っていく必要があります。


雨の中キャンプを楽しんでいる方もたくさんいらっしゃいました。僕も雨さえ降っていなければ車中泊せずに、テントで寝たかったなぁ。


案内標識に従って進んでいきます。


初めのうちは舗装道を歩いていきますが、道のわきには朝の滴に濡れたみずみずしい花が咲いていました。



マスコットキャラ「かもんちゃん」が出迎えてくれました。


昔ながらのタッチで描かれた案内板がありました。


ということで7:33。アタック開始です。

登り一辺倒な開聞岳


開聞岳はかたつむりのようにぐるっと登る形になります。ピストンです。


シダ植物が生い茂る登山道を歩いていきます。


葉っぱが雨の影響で若干濡れていたのが厄介でした。


一本道で迷いようがない登山道ですが、ピンクテープも施されています。


勝手に登山道を作らないようにしましょうね。決められた道を歩くのが一人前のハイカーです。


天気が一向に回復する気配はなく、天気予報でも昼近くならないと雲は取り払われないような感じだったので、かなりゆっくり目に登っています。ということで、8:06に4合目に到着。


地面は朝方まで降り続いていた雨で滑りがちでした。特に岩場は要注意です。


濡れる葉っぱ。


相変らずの曇天模様。祖母傾縦走、九重山でやりきった感が天気の神様に見透かされているようだ。


所々登山道にも開けた場所があります。薩摩半島の先っぽがみえました。東側の遠くにはぼんやりと大隅半島が見えます。


8:30。5合目に到着。


一滴の瞬間を捉えようと試みましたが、うまくいきませんでした。


代わり映えのしない登山道に辟易してきました。天気もいまいちだし。。


8:44。6合目に到着。晴れることはないとわかっていながらも、やはり晴れてほしいもんです。


「祖母傾縦走と九重山で運を使い果たしてしまったかなー」と思っていると、岩場に突入。足を滑らせないように慎重に運んでいきます。


9:00。7合目に到着。


薩摩半島の南端、長崎鼻が見えました。下山後に寄る予定です。


途中、展望が開けた箇所に案内板が設置されていました。なんと、天気が良ければ屋久島まで見えるそうな。


ズーン。はい、わかっていました。


この木道もいやらしい。滑るんではないかとヒヤヒヤしながら通過しました。



仙人洞。なにやら涼し気な風が穴から吹き出しているような気がしました。


9:13。8合目に到着。


9:32。9合目に到着。特段の見どころもないまま9合目まで来てしまった。ゆっくり歩いてきたのに天気も回復しないまま。。


長い長いハシゴ。開聞岳渋滞ポイントの名所でしょうね。中央道で言えば小仏トンネルみたいな。


低層雲よりは高い標高まで登ってきましたが、中層雲以上が難敵です。


まぁ、陽の光は届かないけど、下界が見渡せるだけまだ良かったです。


山頂まで52m。だいぶ刻んできますね。

薩摩富士の山頂


9:49。開聞岳登頂


924mの頂に立ちました。ちなみにこの旅で持ってきたザックは2つでテント泊用のザックと、アタックザックの二つです。開聞岳はアタックザックで登りました。


山頂からは恐竜イッシー伝説で有名な池田湖が見えました。


と、その時…!高層雲にひび割れが始まり、いよいよ青空が広がるんじゃねぇかと期待しましたが、杞憂で終わりました。


高層雲が取り払われそうで払われない。まぁ、開聞岳は難易度もそんなに高くないので、また登りに来ようと思います。


とはいいつつも、やはり期待してしまう自分がいました。その間に山頂からの景色を堪能。というか、独立峰なのにどうして開聞「岳」なんだろう。開聞「山」な気がするけどなぁなどと一人で考え事。


山頂には登るべき岩もありますので、写真をここで撮ってみるとイカした感じになると思います。この日は朝の雨の影響で滑りそうだったので、やめておきました。


山頂で1時間程度ご飯を食べたりして天気の回復を待っていましたが期待できそうになかったので、再訪を誓って下山することに。

下山とその後の温泉


下山はサクサクと写真もろくに撮らずに歩き続けました。この日で5日連続の登山となりましたが、不思議と筋肉痛は和らいでいたのが幸い。


12:26。下山完了です。登山道が狭いので、登り優先で譲っていたので、1時間30分程度かかりました。


下山後は指宿サイダーで乾杯。ご当地サイダーって、なぜだか飲みたくなる。


枚聞(ひらきき)神社。開聞岳を神体とする山岳信仰に根ざした神社です。



朱色がメインカラーとなっている神社です。


次回の再訪ではきちっと晴れるように願い事をして後にしました。


温泉にでも行こうかなーと街中を走っていても、どこからでも見える開聞岳。まさにシンボルですね。


ということで温泉に向かいます。まずは砂蒸し風呂

ヘルシーランド「玉手箱温泉」に来ました。


チケットを買って受付に提出すると、浴衣を借りることが出来ます。更衣室内にも入り方の説明書きが貼られているので安心。タオルは持参必須です。僕は手ぬぐいで代用しました。


ちなみにカメラや携帯を砂蒸し風呂内に持ち込むことが出来ます。


堂々と写真撮影ができるのがありがたい。


こんな感じでみんな砂に潜っています。1人あたり15分ぐらい入ることが出来ます。僕は5日連続登山のおかげもあってすんなりと眠ってしまいました。15分があっという間でなんとなくもったいない気持ちになりました。


砂蒸し風呂の後、蒸し料理が店先に出ていたので、頂くことに。


玉子やお芋、玉ねぎなどを食べることができます。



1口サイズ1個50円という価格なので、食べやすいのも魅力です。小腹が空いていた僕にはピッタリ。


この後ヘルシーランドに併設されているレストランで昼食を食べることに。


店先ののぼりにも出ていた「黒豚とんかつ」定食を頼みました。


サックサクの衣に包まれたお肉がめちゃくちゃウマイ。やっぱ下山後は肉や。

観光と2回目の温泉と夕食


JR最南端の駅「西大山駅」
に来ました。


実は日本最北端の「稚内駅」には2015年利尻山に登りに行ったときに訪れています

さらには、日本最西端「佐世保駅」には2016年九重山に登りに行った九州旅行の際に訪れています


残すところは最東端「東根室駅」ですが、行く機会あるかな…笑


地元としては最南端を推しているようで、立派な看板も建てられていました。

フラワーパークかごしまに来ました。




とくに何の花を目当てに来たわけではありませんが、南国らしい色鮮やかな花がたくさん咲いていました。



カメラを持ってくると、まる1日潰せてしまうスポットかと思います。


分かる花はシャクナゲぐらい。。


けっ。





バラもたくさん咲いていました。



閉園時間が迫っていたため約1時間を足早に観光しました。気温が高めだったので、汗だくになりました。。


さて、汗だくのまま「長崎鼻」まで来ました。開聞岳中腹から見えていた薩摩半島の南端に位置する観光スポットです。


かつてテレビ番組「珍百景」で紹介されていた看板を見つけました。本当に喧嘩して休業なのかなぁ。


けっ。


海抜0mから見る開聞岳。さっきまであの山頂にいたと思うと、感慨深いものがあります。しかし、ここから見ると本当に海に浮かんでいるようです。


長崎鼻の最短まで行くことができると思われる道が見えました。一人じゃなんとなく怖いので行きませんでした。


「霧島錦江湾国立公園」へと上書きされていますが、かつては「霧島屋久国立公園」だったそうです。屋久島が世界遺産認定されたことにより抜き出されてしまって、現在の名称になったそうです。と、近くのガイドのおっさんが言っていました。


長崎鼻に別れを告げて、2回目の温泉へ向かいます。


再び来ました、「ヘルシーランド玉手箱温泉」。先ほどは砂蒸し風呂だったので、今回は露天風呂に入りに来ましたが、ものすごい人気っぷりで渋滞していました。


約20分程度待ってようやく駐車することが出来ました。


ちなみに僕のように1日に砂蒸し風呂と露天風呂どっちも入る場合にはセット券が売っていますので、セット券を買った方がお得です。


この露天風呂は開放感100点満点でなおかつ開聞岳が目の前にそびえる素晴らしい露天風呂と聞いていましたが、男湯と女湯が日ごとに交代するため、開聞岳側の露天風呂が当たるかどうかは運次第です。残念ながらこの日は反対側だったので開聞岳は見えませんでしたが、露天風呂の端っこまで行けばぎりぎり見えました。諦めないことが大事


温泉から上がった後、シューシューと音がする方へ歩いてみたら温泉が噴き出していました。


開聞岳を見ながら炭酸でエネルギー補給。下山後もフルで観光していたので疲れていましたが、温泉でさっぱりできました。


この日の夕食は「くりや」


19時頃に訪れたこともあり、大変な賑わいを見せており30分程度待ちました。


GWのこの時期、初鰹シーズンを迎えているため、それを食べずには帰れないわけです。


ということで「かつおのたたき定食」


このかつおが絶妙な甘口で、上にたっぷりと乗っているたまねぎもいい味を出しています。


正直、ここまでうまいカツオを初めて食べたと言っても過言ではないぐらい秒殺で完食してしまいました。

お腹を満たした後は、鹿児島市街まで戻ろうかと思いましたが、眠気が訪れたため、この日も道の駅「指宿」で車中泊をしたのでした。

 

開聞岳登山終えて


もう一度晴れた日に来よう。そう思っています。

開聞岳登山よりもどちらかというと観光に重きを置いた日になりました。特にヘルシーランド玉手箱の露天風呂、長崎鼻から見た開聞岳、夕食で食べたカツオ、どれも思い出を華々しく飾るイベントでした。

 


5日間の九州本土の旅でしたが、いよいよ翌日からは屋久島へ向かいます。

人生4度目となる屋久島。何度も訪れたことのある屋久島ですが、何度行っても素晴らしいところでした。

ということで、続編をお待ちください。

 

開聞岳、ありがとう。

 

開聞岳の本当の地図はこちら↓

山と高原地図 霧島・開聞岳 市房山 2017 (登山地図 | マップル)

山と高原地図 霧島・開聞岳 市房山 2017 (登山地図 | マップル)