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季節を追いかけたエピソードを綴っています

【鍋割山】有給を取得して平日登山、ハイカーの期待を裏切らない安定の丹沢で紅葉と富士と鍋焼きうどんを楽しむ山旅

2017年10月30日(月)

鍋割山(なべわりやま)に登ってきました。標高は1,272mあります。

鍋割山は山頂小屋で提供される鍋焼きうどんを一度は食べてみたいと思いつつ、なかなか赴くことが出来なかった山の一つです。

富士山と紅葉を同時に楽しむべく繰り出した、平日登山の始まりです。

登山口までのアクセス

10月30日(月)

6:50---。代々木上原駅までやってきました。ここで「丹沢大山フリーパス」を購入します。

www.odakyu.jp

電車とバスの往復がセットになった切符なので、購入した方がお得です。

この日の移動のお供は「夢違(恩田陸)」。

shoten.kadokawa.co.jp

恩田陸と言えば「夜のピクニック」などが有名かと思いますが、個人的には昨年直木賞を受賞して話題になった「蜂蜜と遠雷」もオススメです。

www.gentosha.co.jp

蜂蜜と遠雷は、ピアノコンクールを題材にした小説ですが、本の中からメロディが聞こえてきそうで、かなりのめり込んで読み漁ってしまいました。ぜひ読んでみてください。

ということで、8:10に渋沢駅に到着。

鍋割山の登山口である「大倉」行きのバス停に並びます。

8:43。大倉に到着です。バスの乗車時間も短いので、移動の負担が少ないのが助かります。

本来は登山届を書くスペースですが、平日であるためか閉鎖されていました。

 

鍋割山山頂までの登り

「鍋割山」という標識に従って進んでいきます。

最初はアスファルトの道を進んでいくことになります。

西山林道と呼ばれる舗装道を歩きます。

ちなみにこの日のコースマップはこんな感じ。

林道を歩いていると、サトイモが売られていました。カキは見つけられませんでした。

樹林で太陽光が遮られて、足下は水が流れていて、少し怖い雰囲気です。

林道の終点にはシカ防止柵が設けられています。ここをくぐって先へ進みます。

平日ということもあり、人の姿は見受けられず少し不安になりますが、標識がたくさんあるので間違ってはいないようです。

トリカブトの生き残り。

9:37。鍋割山まで4.9km。

渡渉ポイントがありました。ここで初めて人間に出会いました。カップルで来ていたようで、休憩中だったので追い抜かせていただきました。

アザミの生き残り。

誰だか良く分からない人の石碑がありました。

どうやら尾関廣さんという方のようです。

かつての登山家のようで、全日本山岳連盟を結成し、社団法人日本山岳協会へ発展させたと、書いてありました。

9:52。鍋割山まで3.6km地点までやってきました。

足元にはヤマビル対策の塩が置いてありました。丹沢らしくなってきましたね。

ところどころ沢を渡るための小さな橋が架けられていました。

目の前に見える山が鍋割山でしょうか。山の上部は染まっているので楽しみです。

登山していると、こういう風に登山道に車が放置されていることがあるんだけど、こういうの見るとちょっとゾッっとしてしまいます。よからぬことがあったんではないかと笑。

こちらも鍋割山名物のペットボトルです。山の上部には水がないため、登山者に水を運ばせるシステムです。とりあえず1本だけお手伝いしました。

沢沿いに歩いていきます。背中に背負ったペットボトルがなかなか重いです。

10:26。鍋割山まで1.9km。

光が遮断されています。はやく色づいた紅葉を見たいがために、頑張って歩きます。

なかなかの急登が続き、息が上がります。

10:30。後沢乗越に到着。

丹沢特有の看板がちらほら。

鍋割山稜と名付けられた道を歩いていきます。正直、あまり見どころはないかな。

少しずつ標高を上げていくと、木々の色づきも見られました。

青空に映える紅葉が嬉しい。

丹沢と言えば木道です。地面に埋まっていますが。

なだらかに続く鍋割山稜。ここまで約2時間程度歩いていますが、後半は楽ですが、前半がなかなかしんどい。

鍋割山稜9。残り0.8kmです。

少しずつ道幅が狭くなってきて、山頂が近づいてきたことが感じられます。

左上のもっこりしたのが鍋割山かな?と淡い期待を持ちながら歩きます。

右手には下界の街並みが。

んー!気持ちがいいです。丹沢に紅葉の時期訪れるのは初めてですが、やはり素晴らしいエリアです。

ふと目線を外せば、日本一のジーフーがそこにいました。せっかく雪を被ったばかりなのに、10月下旬の温暖により雪は溶けてしまったようで、少し残念。

青、黄色、赤のコントラストが心を打ちます。

太陽光発電のような人工物が見え、山頂は間近です。

 

鍋割山山頂で鍋焼きうどんを食べる

11:37。鍋割山荘に到着。鍋割山の山頂に立つ山小屋です。

ということで、鍋割山登頂

今回はソロで登りに来ましたが、約3時間で到着することが出来ました。

山頂にもトイレはあります。有料です。

山頂には寝転がりながらジーフーを眺められる、なだらかなエリアもあります。

シンメトリーなジーフー。

ジーフーの逆側には、相模湾が見渡せるベンチ付きのエリアもあります。平日だから比較的すいていましたが、週末だと混雑必至かと思います。

さっそく鍋割山荘に侵入して、持ってきたペットボトルを献上しました。そして奥にはカウンターがありますので、そこで名物「鍋焼きうどん」を注文しました。

うどんの待ち時間中にコーラを注文しました。常温ですが、身体に染み渡るコーラです。

キノコなどの具材がふんだんに使われたうどんです。価格は1,000円ということで下界と変わらないクオリティーを山の上で提供するホスピタリティに感服です。

外に出て、秋晴れの下食べる鍋焼きうどんはこの上ない至福でした。

食べ終わった後は、なだらかな斜面に寝ころんで休憩します。

この日持ってきたデザートは、リンゴ。

はぁー、イッちゃうわぁ。エロイ有給休暇の使い方だ。

標高1,272mから見る相模湾。別格の景色です。山から見える海ってなんかロマン感じるんだよなぁ。

12:48。さて、お昼寝もしたところで、そろそろ下山を開始します。

 

大倉尾根を使用しての下山

来た道をピストンすることはせず、塔ノ岳方面へ足を延ばして大倉尾根で下山作戦です。

金冷シというポイントまで鍋割山稜を歩きますが、ここの紅葉も見逃せません。

ジーフーも抑えながら、足を進めます。

13:07。小丸というポイントに到着。

小丸から見えるのは、山肌を染める紅葉と下界の街並み。いいねぇ。

13:23。大丸というポイントに到着。

13:30。金冷シに到着。ここから約30分歩けば、丹沢人気No.1の塔ノ岳に登ることができますが、この日はおとなしく下山します。また来ればいいしね。

お馴染みの大倉尾根を使います。大倉まで6.4km。

相変らず紅葉とジーフーが素晴らしい。来てよかった。

大倉尾根は登り一辺倒の尾根であるため、通称バカ尾根と呼ばれていますが、下山するときはこんな景色が広がります。

13:41。立花山荘。平日なので休業中でした。

下界へ伸びるようなこの道が好きなんです。

残り5.2kmです。まだまだ長いですが、サクサクっと下山します。

14:16。堀山の家。こちらも平日なので休業中でした。

14:54。見晴茶屋。大倉バス停まであと少しということで、休憩中のハイカーがちらほらといました。

15:21。さくさくっと下山してきて、恒例の丹沢クリステルにご挨拶。ハロウィン仕様にしてあげました。

この後大倉に戻ったらちょうどバスが来ていたので乗り込みました。乗客は僕とあと一人だけでした。平日っていいなぁ。

渋沢駅に戻った後は、東海大学前駅まで移動して、こちらも恒例の温泉「さざんか」へ立ち寄って、帰宅したのでありました。

onsen-sazanka.com

 

鍋割山登山を終えて

登山を始めて、しばらくすると必ずだれもが登りに来る丹沢エリア。そして、ベテランでも足繁く通ってしまう丹沢エリア。

初めて塔ノ岳に登ったときはその標高差にヒィヒィ言いましたが(今でも言いますが)、それ以来1年に1回は登りに来ないと、落ち着かない大切なエリアです。

日本各所に紅葉の名所と呼ばれる景勝地はありますが、丹沢の紅葉も素晴らしいものですし、富士山と相模湾、そして鍋焼きうどん。

秋を飾る1日に登山をしてみてはいかがでしょうか。

 

鍋割山、ありがとう!

 

鍋割山の地図はこちら↓

山と高原地図 丹沢 2017 (登山地図 | マップル)

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PEAKS特別編集 丹沢・奥多摩登山詳細ルートガイド (エイムック 3773)

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