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季節を追いかけたエピソードを綴っています

【御在所岳】近畿地方トップクラスの人気アスレチックマウンテン、2018年の登り初めをアカヤシオが彩る山旅


2018年4月30日(月)
御在所岳(ございしょだけ)に登ってきました。標高は1,212mです。

実は個人的なことではありますが、4月に結婚式を挙げた関係で、土日は毎週のように準備やら打ち合わせやらで引っ張りだこだったので、ずっと山に出かけられない日々が続いていました。

結婚式を無事に終えて迎えたGW。すでに年が明けて4か月ほど経過しておりますが、2018年の登り初めとなります。

2018年の登り初めは、近畿地方への遠征登山となりました。2018年登山の幕開けです。

近畿地方への移動

4月30日(月)

---6:13。東京駅なう。東海道新幹線乗り場からおはようございます。

 

東海道新幹線は日本の東西を結ぶ大動脈ですが、実は登山ではあまり使う機会はなく、仕事の出張程度でしか乗ったことがない。

 

本旅の移動のお供は、お決まりの東野圭吾です。今回は「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を図書館で借りてきました。最近映画化もされていたようですね。全然知らなかった。

namiya-movie.jp

 

---09:02。本を読んでいたらあっという間に米原駅に到着です。ここで予約しておいたレンタカーに乗り込み、早速御在所岳の登山口へ向かいます。

 

ランチを挟んでの登山開始

御在所岳登山口に向かう途中にあった食堂に寄って、腹ごしらえをします。お食事処「北の幸」。

 

北海道の食材をウリにしているような食堂で、味噌ラーメンが看板メニューっぽかったので注文。具材の種類も多く、登山前のエネルギーチャージには最適。

 

---12:28。ということで寄り道やらランチやら取っていたら意外に遅い時間に登山口駐車場に到着です。ちなみにこの近畿の旅の相棒は赤のSWIFT。

 

急いで準備などをして、登山口に立つ。ようやく2018年の登山が始動します。御在所岳の「5」。漢字が違うけど。

 

ちなみに今回登るルートはこんな感じ。登りは中道と呼ばれる道を使用して、下りは一ノ谷新道と呼ばれる道を通ってくる予定です。トータルのコースタイムは4時間。

 

この登山口にはちゃんと登山届ポストもありました。今年初の登山なので、しっかり書いて提出しておきました。

 

時刻は12:30を過ぎていますので、下山する人が多い時間帯です。注意しながら歩いていきます。

 

序盤に現れた木で作られたはしご。まさに4か月ぶりの登山なので、足取りが覚束ないぜ。。汗

 

両脇がえぐれた登山道。少しだけ歩きづらい感覚がありました。

 

岩のようなザレ地のような箇所に、ステップが作られていました。

 

時には申し訳程度にロープが架けられた箇所も。正直ロープだけを頼りにするのは無理がありますので、ちゃんと手足を使って登りました。

 

椿のつぼみがありました。

 

登り始めて30分程度。下りの人とすれ違うことが多くなりました。

 

ちなみに御在所岳にはロープウェイも整備されています。

www.gozaisho.co.jp

頂上付近まで登ると、急に軽装の人たちがたくさんいるもんだからビックリしたぜ。

 

この御在所岳の魅力の一つに奇岩や巨岩がたくさん点在している点があげられます。こちらはおばれ岩

 

漢字で書くと「負レ岩」と書くそうです。「おばれ」の意味は「おんぶ」って意味らしい。そしてここは4合目で792m。

 

このあたりは腕もしっかり使って登るエリアがあり、ストックを使っている人は邪魔になったと思います。このあたりは渋滞しやすいエリアなのかな、先行者に追い付いたようです。

 

変化に富んだ登山道と、道を彩る春の花

渋滞しているので、イワカガミでも撮影しながら解消されるのを待ちます。

 

ミツバツツジも元気に咲いていました。

 

シロヤシオも発見。奇岩もあり、花もあり、ロープウェイもあり、素晴らしい山ですね。

 

仲良くケルンが並んでいました。こういうものって誰が作ったんだろうなぁといつも思う。

 

ロープウェイが山頂エリアに向けて運転されています。山頂エリアはここから見ると岩がむき出しになっているように見えて、独特な山容が見てとれます。

 

13:14。5合目(842m)に到着。ここは展望台になっていて、こんな感じの景色が広がっています。

 

まず一帯が岩エリアになっていてゴツゴツしています。いろんな形があって面白い!

 

一番高い岩に立ってみると、なかなかの高度感です。この日は曇っていてなおかつ霞がすごかったので下界の様子も良く分からなかったですが、天気が良ければとても気持ちよさそうです。

 

右側のピークが御在所岳の山頂エリア。運転しているロープウェイに乗っちゃえばひとっとびですが、ちゃんと歩くのもまたオツです。写真左側のピークは鎌ヶ岳でしょうか??

 

ファミリーが岩の上に固まって休憩していました。ちなみにこの子供の「バッジ買ってほしい」という意味の方言が可愛かったです。

 

5合目の展望台を過ぎると少しだけ平坦なエリアもありました。こういう緩急もは程よい緊張感を保てるからありがたい。

 

一歩足を滑らせたら、谷底に真っ逆さまな箇所もあります。この日は風がなかったのでよかったですが、横風には気を付けて歩きましょう。

 

この日の天気は曇りですが、気温がかなり高めだったので日差しが遮られたのは幸いでした。

 

13:29。6合目(900m)に到着。キレットと名付けられたここは、かなりの高度感があり、御在所岳で最も興奮した場所かもしれません。

 

遠くに見えるピークは御在所岳の山頂です。まだまだ距離はあるのですが、ここでいったんグイっと下がります。

 

ここは足元もあまり広くはありませんし、すれ違うのに注意が必要かなと思います。待っている間に落石などさせないよう気を配る必要があります。

 

一応クサリが用意されているのですが、お尻を着けながら両手でサポートして降りる方が確実かと思います。

 

キレットを降りきったところから見上げるとこんな感じ。体感ではほぼ垂直に近いぐらいの斜度でしたね。久々の登山だから集中力をキープして下ることができました。

 

13:34。御在所岳まで残り60分のところで、

 

7合目(990m)に到着。かもしか広場と名付けられているようです。

 

岩エリアが再び登場。邪魔なストックはしまって足をエイヤっと広げて登っていきます。

 

14:00。8合目(1,111m)に到着。岩峰と名付けられたポイント。

なんとアカヤシオも咲いていました。シロヤシオも咲いているし、ツツジの山ですねぇ。

 

ここから見える山肌は、ところどころがピンク色に染まっていて、春らしい景観となっていました。御在所岳めっちゃええ山やん。

 

花だけでなく、登山道も変化に富んでいて全く飽きません。御在所岳はそれほど期待せずに登ったのですが、あとから調べたら三重県でもトップクラスに人気の山だと知りました。

 

アカヤシオに彩られた登山道を進みます。やっぱ春登山には花が欠かせませんねぇ。登り初めを御在所岳にして正解でした。

 

景色は霞んでいますが、登山道がアスレチック並みに楽しめるので、全然残念な気はしていない。

 

山上公園を経由して、御在所岳山頂へ

 

14:18。ここで分岐に到着します。ロープウェイの山頂駅と御在所岳頂上への分岐がありますので、ここはおとなしく御在所岳の頂上を目指すことに。ここまで約1時間50分程度かかりましたが、楽しい登山道だったので、あっという間でした。

 

御在所岳は国定公園に指定されているようですね。

 

展望台が用意されていましたので立ち寄ってみることに。

 

ですよねー。この日はあいにくの空模様なので、何も見えず。富士見岩というポイントのようです。

 

気を取り直して頂上方面へ歩き始めます。このあたりはロープウェイを利用しての散策客も通る道なので、平らに整備されています。

 

ところどころにアカヤシオも散りばめられていて、ロープウェイ利用者も文句なく楽しめる設計。

 

人通りが多いエリアということもあり、舗装道なんかもちゃっかりあります。

 

このあたり一帯は、勢力としては明らかにロープウェイ利用者の方が多いですね。僕みたいなガチ登山服はちょっと浮く。多分ロープウェイ利用者は何にも思ってないんだろうけど。

 

山間部に雲が生成され流れています。近くにいた子供が「おかあさん!雲!近い!」と騒いでいたのが印象的でした。

 

舗装道の脇にもアカヤシオ。魅せつけてくるねぇ。

 

そしてこちらが山上公園と名付けられたエリア。ロープウェイに乗ってくればここまでは一瞬です。

 

山上公園エリアには芝生が敷き詰められており、レジャーシートを敷いて昼寝する人もいれば、ちちくりあっている外国人カップルもいたりと、自由奔放なエリアでした。

 

ここでも外さないアカヤシオ。下山した後のツイッターで知ったけど、この日御在所岳のアカヤシオは見頃を迎えていたそうです。いい時期にこれたもんだ。

 

山上公園の案内図を乗せておきます。僕は全ての行程を歩きましたが、ロープウェイを二本乗り継げば、超楽ちんに山頂に立つことが出来ます。

 

御在所岳の山頂標識がありました。

 

14:37。御在所岳登頂。ここの三角点は一等三角点です。一等三角点って全国に900か所程度ありますが、普通の三角点に比べたらちょっとレアなので得した気分になります。

 

この御在所岳の山頂は滋賀県と三重県の県境に位置しています。あまり公言していませんが、僕は県境に関してはなかなかロマンを感じる人間です。

 

山頂エリアを優雅に散策

山頂標識の奥にも散策できるエリアが広がっていてアカヤシオが満開です。奥の方に人だかりがいるので、何かがあるんだろうと思って行ってみることに。

 

奥のエリアにも御在所岳標識が立っていましたので、一応写真に収めておきます。

 

そして奥のエリアは岩が連なっていて、展望台のようになっていました。

 

正式な名前は望湖台というらしいですが、ここは高度感たっぷりで眺めが爽快でした!

 

人が掃けたところで、すかさず写真を撮ってもらいました。ここは御在所岳に来たら必ず寄ってほしいなと思いました。ちなみに細かいことですが、国土地理院による御在所岳の標高1,212mはここ望湖台のようです。

 

この望湖台以外にも散策できるように舗装された道が続いていましたので、くまなく歩いてみることに。よーく見ると、写真の中央には東屋が見えます。

 

写真中央のピークはおそらく鎌ヶ岳。そして右手の東屋の山肌にはアカヤシオがビッシリ!めっちゃええ山やん、御在所岳。

 

ところどころアスファルトの道もありますが、このあたりは不人気なのか人が全然いなかったので、ゆっくりまったりと歩くことが出来ました。

 

御嶽大権現と書かれた標識。どうやら東屋方面を指しているようですね。何があるんでしょう。

 

御嶽大権現に到着。東屋に見えたものは、神社だったようです。

 

原形をとどめていない何かの残骸。鐘のようなものがあったのでしょうか。

 

銅鑼のようなものが設置されていました。小さく鳴らしておきました。

 

いったいこの神社は何なのかが描かれた石碑がありました。どうやら木曽御嶽神社の分霊が移された神社のようです。散策エリアをひとしきり歩いたので、山頂へまた戻ります。

 

無理に逆から書かない方がいいんじゃないかしら。。笑

 

ということで40分ぶりに山頂へ戻ってきました。結構ゆっくりしちゃったな。

 

再び山上公園方面へと戻ります。子どもも普通に散策しちゃうぐらいなので、ロープウェイ使うのであれば登山靴は不要かと思います。

 

山上公園エリアにはアゼリアという食事処も用意されています。

 

そしてアゼリアの隣には無理やり作られた展望台。この天気ではたかが知れているので登りはしませんでした。

 

そしてこの展望台は冬には氷瀑へと変身するようです。冬以外はどうにも殺風景になっちゃいますね。

 

ロープウェイ乗り場も紹介しておきます。ここは山上公園駅。

 

山上公園駅を降りると、その駅の上に展望台のようなエリアが用意されています。

 

なんか音楽が聞こえるなぁと思ったら、たくさんのキーボードを並べて演奏している人がいました。

 

どうやらこの方は世界で唯一の山頂音楽家だそうで、8台ものシンセサイザーを操って音楽を奏でておりました。
CDを買うことはしませんでしたが、短い時間でしたがゆったりとした音楽を聞くことが出来ました。

 

ちなみに写真撮影エリアも用意されています。このあたりはカップルがめちゃくちゃ多かったな。というのもこの御在所岳の麓には湯ノ山温泉という温泉があり、その温泉が恋結びの街として売り出しているのです。

www.yunoyama-onsen.com

 

カップルで来て、御在所岳にロープウェイで登って、アカヤシオ見て、ええのう。

 

このロープウェイの山上公園駅からもよい眺めを見ることが出来ますので、ぜひ遊びに来てみてください。

 

下山とその後

ということで、下山します。下山は一ノ谷新道を使用します。

 

新道の名の付く道はだいたいロクな道じゃないというのが登山界の通説ですが、この一ノ谷新道も面白味には欠けるかな。。

 

木の根っこが張り巡らされていたり、ジャングルジム並みの角度で降りる箇所もあったり。

 

気付かなかったけど、どうやら中級者以上が通るべき道のようです。中級者の定義がそもそもよくわかっていない。

 

ところどころに変な岩があったりしますが、面白みで比べたら登りで使用した「中道」には到底及びません。

 

下山を開始して1時間弱で一ノ谷山荘に到着。あんまり面白くなかった道だったから、30分程度巻いて歩いたようです。

 

この一ノ谷山荘では一応トイレの利用や、ドリンク購入なども出来るようです。

 

一ノ谷新道と中道は隣り合わせなので、周回するにはちょうどよかったですが、中道のピストンでもよかったかな笑

 

下山後は麓にある湯の山温泉「ホテルウェルネス鈴鹿路」へ。値段は580円。

www.hotel-wellness.jp

 

価格の割には清潔感に溢れ、露天風呂もあったので大満足の温泉でした。

 

この後は、夜ご飯なんかも食べながら、翌日に登る「八経ヶ岳」の登山口近くの道の駅まで移動して、そこで車中泊をしたのでした。

 

御在所岳に登ってみて



「筑波山に似ている」と感じました。
ロープウェイが完備されているし、山頂エリアも賑わいをみせていて、大衆に親しまれているのが良く分かりました。人気があるのも非常に頷けます。


GWのこの時期にはアカヤシオもばっちり咲いていますし、個人的には変化に富んだ登山道が登っていてとても楽しかったです。

2018年の登り初めを華々しく飾ってくれた素晴らしいアスレチックマウンテン!

 

御在所岳、ありがとう!

 

 

御在所岳の地図はこちら↓

 

山と高原地図 御在所・霊仙・伊吹 (山と高原地図 45)

山と高原地図 御在所・霊仙・伊吹 (山と高原地図 45)