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季節を追いかけたエピソードを綴っています

【大台ヶ原山】三重県最高峰の日出ヶ岳、大蛇嵓の絶景に息を飲む、ゆったりトレッキングの山旅

2018年5月1日(火)

大台ヶ原山(おおだいがはらやま)に登ってきました。標高は1,695mありまして、三重県の最高峰でもあります。

午前中にはお隣の奈良県の最高峰「八経ヶ岳」に登ってました。

本来は大台ヶ原山は翌日に散策する予定だったのですが、どうにも翌日の天気が怪しいので無理やり同じ日に詰め込んできました。

 

 

八経ヶ岳とは違い、ゆったりとした時間が流れるトレッキングの始まりです。

日出ヶ岳までトレッキング

 

 

5月1日(火)

12:08。大台ヶ原山の駐車場にて。

八経ヶ岳を下山して、そのまま峠を越えてやってきました。平日であるため、駐車場はゆとりがありました。

 

さっそくトレッキングを開始します。八経ヶ岳でかなり体力を使い果たしたので、ゆっくり歩くことを心に誓う。

 

大台ケ原の散策ルートには、大台ケ原の歴史や成り立ちが書かれた看板が立ち並んでいますので、これらを読みながら歩き進めます。結構勉強になることがたくさん書いてあったっけな。

 

まず最初に目指すべき場所は日出ヶ岳。この日出ヶ岳が大台ケ原山の最高地点になります。つまり三重県の最高地点ということですね。

 

大台ケ原にはたくさんの小鳥たちが棲みついているようです。

 

ちなみにこの日のコースはこんな感じ。駐車場を起点に日出ヶ岳を目指し、大蛇嵓を経由してまた駐車場に戻ってきます。

トータルで3時間ちょっとのコースタイムですね。

 

序盤はなだらかな散策ルート。実際、登山ウェアで歩いている人はそこまで多くなく、私服の観光客もそれなりにいたように記憶しています。

 

「大台ケ原は雨と霧の多いところ」とある通り、日本屈指の豪雨地帯です。このあたりの説明看板ものちほど出てきますので、後述します。

 

道が石畳に変化しました。八経ヶ岳で叩きのめされた足腰には優しくない設計。石畳とかアスファルトって足の裏疲れるんよね。

 

「海が見える」と書かれた看板。この看板の向こう側には展望台が用意されています。

果たして海は見えるのかっ!

 

霞んでいましたが、肉眼ではなんとか海らしき水平線をとらえることが出来ました。山から見る海ってロマン感じるよね。

 

海もゲットしたところで、そそくさと日出ヶ岳に向かいます。写真右側のピークがそれです。

 

ウルトラライト装備の3人組に追い抜かれました。もう干からびてしまった体力しかない僕とは違い、めちゃくちゃぴょんぴょん登って行くから、もうほんと羨ましかった。

 

日出ヶ岳の山頂にある展望台が見えました。

この木道の階段も歩幅が合わず、相変わらずいやらしい設計。とはいいつつも、観光客向けに整備されているのかもしれませんね。

 

立派な展望台です。平日にもかかわらず20~30人ぐらいが山頂エリアでゆっくりと過ごしておりました。

 

「日本屈指の豪雨の山」。1ヶ月で35日雨が降ると言われる屋久島と並ぶほどの豪雨地帯のようです。

大台ケ原がそれぞれの川の分水嶺となっているんですね。

 

13:12。三角点ゲットです。約50分のトレッキングで三重県の最高地点に到達してしまいました。

山頂らしき標識は見当たりませんでした。

 

東側の展望図と実際の写真。海がメインの景観ですかね。すがすがしくて気持ちがよい。

そしてどうやら富士山が見えるらしいです。富士山と大台ケ原って300kmぐらい離れているだろうに、すごいですねぇ。

 

西側の展望図と実際の写真。先ほどまで登っていた八経ヶ岳を含む大峰山系が壁のように立ちはだかっています。

map.erokuma.pink

 

そしてこの山頂の展望台には避雷針も用意されていました。

 

それほどまでに豪雨地帯なんでしょうね。無理やり前倒ししてまで晴れた日に来れてよかった!

 

ちなみに大台ケ原山頂から東に伸びる道は、大杉谷に通じています。

大杉谷は日本三大渓谷としてたくさんの登山者に魅了されています。僕もいつか歩いてみたい。

 

爽快な登山道を経由して大蛇嵓へ

 

えぇー、ツキノワグマ生息してるんかーい。

「出会ったらおどかさずにそっと観察して下さい」って書いてあるけど、観察してて襲われたらどないすんねん。

というか動物のサイズがおかしい。どう考えてもウサギがデカすぎ。あるいはクマが小さすぎ。

 

観光客でも歩きやすいように、森の中なのにしっかりと道が作られていますが、もう八経ヶ岳を歩き始めてから10時間弱経ちますので、足がプルプルしてきた。

 

THE・爽快ッ!

 

ベンチも整備されています。いくら平坦な道とはいえ、さすがに疲労が蓄積されてきたので、いったん休憩。

スマホを見てみたら、午前中の八経ヶ岳ですれ違ったRedSugarからラインが来ていたので、少し会話をして気分転換。

どうやらRedSugarは3泊4日で大杉谷~大台ケ原~八経ヶ岳を縦走していた模様。ストイックやなぁ。

 

「けもの道です」と書かれた看板。確かにササをよーく見てみると、いろんな方向に通り道のような跡が見受けられました。

夜間とかに通ってるのかね?

 

これこれ!この景色は大台ケ原を紹介する雑誌で見たことがあります。思わず走り出したくなるような開放感です。当然疲労困憊で走ることなんて出来ないんですがね。

 

立ち枯れる木々。豪雨地帯ということもあり、昔は苔むす森だったようです。今となっては幽玄な雰囲気を漂わせる立ち枯れエリア。

 

ベンチは計画的に設置されています。ここでお弁当とかも気持ちいいでしょうね。

 

ひゃっほーぅ!

 

本当はこのあたりで自撮りしておきたかったんだが、どうしても気力を絞り出すことが出来ず。。齢を重ねると本当に体力って落ちていくなぁ笑。

 

「動物の足跡」。

 

何かひとつでも見つけてやるっ!と思い探してみましたが、素人の僕には何が何やら。

 

残念ながら鹿の姿は目撃することが出来なかったので、せめて鳴き声だけでもと思い耳を澄ませてみましたが、何も聞こえませんでした。

 

木道エリアを抜けると、両脇がテープで区切られた道へと変化します。

 

14:18。大蛇嵓まであと1kmの地点までやってきました。もう足がパンパンです。

しかしながら、大蛇嵓はかなり景色が良いと聞いているので期待を胸に歩き始めます。

 

神武天皇像。

 

青空に向かって伸びる一本道が素敵。

 

いまこうやってブログを書いていると、良い景色だったなぁって思いますが、歩いている当時は「早く大蛇嵓つかねぇかな。。」とブツブツ言いながら歩いていたことを思い出しました。

 

さてあともう少し。

 

橋をいくつか超えていくと、いよいよ大蛇嵓が姿を現します。

 

ドンっ!

 

大台ケ原で一番人気ともいえる観光スポットです。

 

断崖絶壁の展望台となっており、高度感がハンパではない。「大蛇嵓半端ないって」。

 

大蛇嵓の先っぽまで行ってみました。足元がゴツゴツしているので、踏み外さないように注意する必要があるかなと思います。

あと横風とかに煽られたら一発KOだと思います。注意!

 

午前中に歩いていた大峰山系を目の前に、大蛇嵓の「大」!

スリル満点で、とても気持ちの良いスポットなので、ぜひ立ち寄ってもらいたいと思います。

 

駐車場までの戻り道は急坂

 

 

14:56。大蛇嵓もひとしきり楽しんだので、駐車場へと戻ります。

 

どうやらこれから通ろうとしている道は登り降りが急峻なようです。もう勘弁して。。

 

グイっと下ります。一歩一歩が足腰に響いて体力を奪っていく。

 

シャクナゲエリアがありました。当然まだ咲いてはいませんが、シーズンになれば両側が素晴らしく彩られるでしょう。

 

つぼみは見つけることができました。

 

まだまだ下って、沢沿いまでやってきました。

 

吊り橋。冒険をしている感じがして、何歳になってもワクワクするよね、吊り橋って。ドラクエみたいな。

 

この吊り橋を渡り終えると最後の急坂が待っています。駐車場までは1.1km。なんとか耐え抜きます。

 

ちなみに予備知識として伝えておきますと、僕がいま歩いているエリアは東大台と呼ばれるエリアで、ここは誰でも歩けるエリアです。

一方、西大台と呼ばれるエリアもあり、西は事前申請しなきゃ立ち入ることができないエリア。

そしていま歩いている吊り橋から駐車場までの区間は西大台と東大台のギリギリ境界ラインです。吊り橋近辺には「西大台は許可なく立ち入れません!」との看板が立っていますが、この区間は東大台なので大丈夫です。

vill.kamikitayama.nara.jp

上北山村のHPにも東大台の正式ルートとして紹介されていますので問題ありません。

 

しかしキツイ坂道だな。。息が上がって仕方がなかった。。

 

なんとか急坂エリアを凌いで、駐車場まで300mのところまでこぎつけました。あとはダラダラ歩くだけー。

 

15:52。駐車場に生還しました。

 

八経ヶ岳と大台ケ原のダブルヘッダーであまりにも疲れ切ってしまったため、駐車場に隣接されている宿に宿泊しようかと思い、受付のおばさんに空室を確認したら、宿泊できるとのこと。

これ幸いと思いお代を払おうと財布を取りだしたら、なんと残金2,000円。。

カードの支払いも出来ないとのことで、なくなく下界へ降りることに。ちゃんとお金入れておけばよかったー。

 

ということで長い山道を運転して下界に戻ってきて、ようやく温泉へ。この日はホテル杉の湯へ。

www.suginoyu.com

2つの山に登って、流しまくった汗とにおいをきれいさっぱりと取り除いてもらいました。

この後は奈良市街まで車で移動して、安い宿泊施設へと向かったのでした。

 

大台ケ原山に登ってみて

 

元気な時にまた来ようと思いました。

大台ケ原山は楽な山という先入観があって、八経ヶ岳とのダブルヘッダーでもなんとかなるやろと高を括っておりました。

確かになんとかなったのはそうなんですが、全力で楽しめたかというと微妙です。

もっとちゃんと計画を立てて、今度はシャクナゲがきれいな時期に来てみようかと思いました。

そしてちゃんとお財布にはお金を入れておこうと思いました。

 

大台ケ原山、ありがとう!

 

大台ケ原山の地図はこちら↓

山と高原地図 大台ヶ原 高見山・倶留尊山 (山と高原地図 53)

山と高原地図 大台ヶ原 高見山・倶留尊山 (山と高原地図 53)