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季節を追いかけたエピソードを綴っています

【伊吹山】蒼空が広がる滋賀県最高峰、大地の息吹を感じながら琵琶湖を眺める近畿遠征最終日の山旅

2018年5月5日(土)

伊吹山(いぶきやま)に登ってきました。標高は1,377mあります。

4月30日(月)から旅してきた近畿地方への遠征もこの伊吹山でシメることとなりました。

振り返ってみれば米原駅に下り立って、レンタカーで紀伊半島をぐるぐると運転して、6日後にまた米原に戻ってきたということになります。

 

近畿遠征最終日は、滋賀県でもっとも標高の高い伊吹山。青空に包まれた痛快登山のスタートです。

GW遠征を〆るにふさわしい百名山へ

 

5月5日(土)

宿泊していた格安宿を4時過ぎには出発し、伊吹山へ向かって車を走らせます。目の前にはドカンとデカい伊吹山が見えます。

ナビのセットは「三之宮神社」で良いかと思います。

近くまで行けば民家のおじいちゃんやおばあちゃんが「うちの駐車場使って~!」と言わんばかりに手招きしていますのですぐわかると思います。

だいたいは400円~500円が駐車場の相場のようですが、中にはドリンクやお菓子のサービス付の民家もあるようです。手招きしているじーやとばーやに聞いてみてください。

ちなみに僕は400円の民家に停めさせてもらいました。

 

こちらが「三之宮神社」。立派な佇まいです。

 

登山口近辺にあるトイレ。綺麗でしたよ。

 

下山後にはセルフサービスで靴を洗えるようになっています。

 

入金協力金と登山届を忘れずに!!

 

伊吹山山頂へは一本道です。5:30にアタック開始です。

 

標高差1,100mを登り詰める一本道

 

 

この日のルートはこんな感じ。往路がピンク、復路が青です。いわゆる独立峰なので、ストレートに登っていきます。

標高差は1,100mとなかなかハード。男体山とか、岩手山に似ていますね。

山頂までは6,000m。「メートル」で表記されると標高と勘違いしちゃうからやめてほしい。

 

スミレ。

 

5:58。1合目です。標高420mに到達。

 

ここ1合目には伊吹高原荘という旅館がありました。1泊2食付で7,560円~泊まれるみたいです。

 

序盤の道は足元がコンクリートなので、早いうちに抜けたいところ。

 

ちなみにここ1合目にもトイレがあります。お腹ゆるい系ハイカーでも大丈夫。

 

夜が明けて街に日の光が注がれていきます。天気は安定しているっぽいので安心。

 

登り詰めていくうちに、足元が土へと変わってきましたので、足への負担が軽減され始めました。いかんせん近畿の旅で6座目になりますからね。

 

徐々に標高を上げていきます。

 

6:21。2合目です。標高580mに到達。

 

6:48。3合目です。標高720mに到達。歩き始めて約1時間程度経ったことと、太陽光のおかげで身体もだいぶ温まってきました。

 

ここ3合目にも公衆トイレがあります。ここから頂上までトイレはありませんので、ここで出し切っておきましょう。

 

ここ3合目にはテントが張られていました。昔は公式のテント場として活用されていたようですが、現在はテント泊禁止です。

米原市の公式ホームページにも記載されています。

ルールとマナーを守って山を楽しみましょうね。

 

6:56。4合目です。標高800mに到達。

 

黙々と汗を流しながら歩いていると、ふと目の前に見慣れたインフラが。

 

まさか登山道に自動販売機があるとは。。下山中にコーラでも買おうかなと思いましたが、炭酸系は全て売り切れていました。みんな考えることは同じだね。

 

7:06。5合目です。標高880mに到達。

 

登山口から600m程度登ってきたことになりますので、振り返ればそれなりに標高を上げてきたことを実感できます。

 

視界が開けてきて左右の景色も見渡せるようになってきました。きもちいいー!

 

東側の山肌の向こうから太陽が登場。キラリーン。

 

そして6合目の避難小屋に到着。石で作られているのかな。

 

7:21。6合目です。標高は990mに到達。もうちょっとで1,000mだ。

 

気持ちの良い風が流れています。伊吹山の息吹ってか。

 

7:34。7合目です。標高は1,080mに到達。このあたりで登り始めて2時間が経過。

 

日本一大きな琵琶湖の登場です。これは山頂から見る琵琶湖が楽しみだっ!

 

今まで登ってきた道を振り返れば、つづら折りに登ってきたことがよくわかります。

山を遠くから眺めていると「あんな山登れるんかいな」と感じることがあるのですが、実際にこうやって登ってみると「ちゃんと道あるんだな」ということが分かって、なんだか不思議に思うことがあります。僕だけ?

 

7:52。8合目です。標高は1,220mに到達。山頂まであと150mといったところでしょうか。

 

このあたりから足元が岩場になってきました。たいしたことはない岩場ですが、スニーカーとかで登っている人もいたので、ちゃんと登山靴で登ることをオススメします。

 

まだ早い時間帯だったので、ほぼ一方通行でしたが、下山中はこのあたりで渋滞が発生しました。落石とかもありえそうなエリアだったので注意する必要があると思います。

 

天気もすごい良いし、それなりのハイペースで登ってきたので汗が止まらない。

 

両脇がロープでくくられた道までくれば、山頂はもうすぐそこです。

 

山頂エリアは遊歩道が整備されています。

なぜかというと、観光地化されていますので、なんと山頂まで車でくることも出来ちゃうわけですね。往復で3,000円ぐらいしますが。

 

鉄のゲートをくぐったら、ゴールです。

 

山頂散策と、滋賀県最高峰から見る琵琶湖は絶品

 

 

山頂一帯は高山植物が豊富に咲くエリアなので、むやみに歩き回られないようにロープで区切られています。

 

手書きの可愛い看板が立っていました。本当の山頂標識を探すことにします。

 

8:11。伊吹山登頂。ヤマトタケルノミコトに出迎えてられました。

 

滋賀県でもっとも高い山に登ることが出来ました。

この近畿遠征では各県の最高峰(最高地点)にたくさん登りました。

 

奈良県最高峰:八経ヶ岳(かつ近畿地方最高峰)

三重県最高峰:大台ケ原山大阪府最高峰:大和葛城山

大阪府最高地点:金剛山

滋賀県最高峰:伊吹山

 

山頂の売店は、やたらと賑やかな色合いで、いろんな主張がされた売店でした。

 

バッジの種類も豊富です。

 

山頂はびゅーびゅー風が吹いて身体が冷えてしまいそうだったので、小屋に一時避難。どうせだから腹ごしらえしようかと思い、ホットコーヒーを注文しました。

 

まだ売店に入っている客は誰もおらず、僕が一人目のようでした。

 

届いたホットコーヒーと、下界のコンビニで買っておいたパンで下山のエネルギーを補給します。

ちなみにこの売店の店主は外国人っぽいイントネーションで、小屋の周りをうろうろしている登山客に向かって、「中ニ入ッテ休ンデイッテイインダヨ!何モ注文シナクテモイイカラサ!」と呼び込みしていました。

 

売店の品ぞろえは豊富です。別に下界からパンを持ってこなくてもよかったなと思うぐらい。ラーメンとか最高にうまいだろうな。

 

売店で一息ついて、店主に別れを告げて山頂エリアを散策することにします。

 

なかなかの高度感です。あのふもとから自分の足で登ってきた達成感がとても気持ちがいい。

 

三角点ゲット。ちなみに一等です。一等三角点は、全国に約1,000ヵ所散らばっています。

 

ふもとから見るせり上がる山容とは裏腹に、山頂一帯は真っ平と言っても過言ではないほど穏やかです。

 

花のハイシーズンになると、山頂エリアも花で埋め尽くされるんでしょうね。その時期にもぜひ来てみたいものです。

 

さらっと小さく周回をして戻ります。

 

山頂標識から少し離れたところには、石畳とベンチも整備されています。たくさんの登山客が休めるように配慮された設計なのかな。

 

琵琶湖展望台へ向かいます。1分で着くみたいです。

 

この先に琵琶湖の展望が…っ!

 

琵琶湖ブルー。空のブルー。

 

霞んでいるので、写真では琵琶湖の輪郭がぼんやりとしか見えませんが、肉眼でははっきりとみることができました。いやー、気持ちいー!伊吹山さいこー!

 

おそらくドライブウェイで山頂駐車場までやってきたであろう観光客も合流して歩いているので、人が多くにぎわうポイントかと思います。

 

込み合う前に下山して、いざ帰京

 

琵琶湖を眺めてしばらくぼーっとしていましたが、この後東京まで戻らないといけませんので、下山を開始します。

 

9:11。登ってくる人たちとすれ違い始めました。登り優先なので、譲る時間も考えれば、早めに下山開始しておいてよかったかもしれません。

 

じりじりと気温も上がってくる時間帯なので、これから登る人たちがたくさん休憩していました。

 

下山中はずっとこんな景色。伊吹山エロイわぁ。まじで。

 

9:45。4合目まで下山してきました。人が多い多い!

写真には写っていませんが、左側には自販機があります。売り切れなのでスルー!

 

9:55。3合目に到着。

 

昔は3合目までゴンドラが運航していましたが、現在は運休中。おそらく老朽化のためだと思われますが、廃墟感を楽しみたかったので、ゴンドラ乗り場跡地に立ち寄ってみました。

 

リフトの運転状況を示す看板を掲げた小屋が建っていました。地面に散らばる資材が廃墟感あるね。

 

こちらが伊吹山ゴンドラの跡地。扉から中をのぞいてみました。

 

おおおお。こういう雰囲気、好きです。なんかバブルを感じる。こういう残骸をどうするかは課題ですね。

 

そんなことはさておき、このゴンドラ跡地から見る伊吹山は圧巻でした。こんな感じでドーンと目の前に見ることが出来ますので、時間があればぜひ立ち寄ってみてください。

 

さて、バブリー感も楽しんだのでいよいよ近畿遠征登山を締めくくるべく、安全に下山します。

 

少しずつふもとの目線に近くなってきて、さっきまであんな高い所にいたのになぁと少しさみしい気持ちになったり。

 

伊吹高原荘ではたくさんの人が休憩中でした。

 

10:45。下山完了。約5時間の山旅でした。

 

一本道なので道に迷う事もないかと思います。いい山だった!

 

下山後は安全に運転するためにリアルゴールドでエネルギー補給。

この後、温泉とご飯を済ませて、6日前に借りたレンタカー屋と同じ店舗に返却したのでした。

 

帰りは新幹線で。読みかけだったナミヤ雑貨の奇跡を読みながら、(サッポロは売っていなかったので)プレモルで乾杯しながら、東京駅へと帰ったのでした。

 

伊吹山に登ってみて

 

 

この山に花が咲き乱れたらどんなに素晴らしいだろう」そう思いました。

5月上旬ということで、高山植物はほとんど見ることが出来ませんでした。伊吹山は花の百名山にも選定されているので、本領発揮するハイシーズンにも登ってみたいと思いました。

花を愛でて、琵琶湖を眺めて、滋賀県をしゃぶりつくす。

とても惹かれるプランです。

 

伊吹山、ありがとう!

 

伊吹山の地図はこちら↓

山と高原地図 御在所・霊仙・伊吹 (山と高原地図 45)

山と高原地図 御在所・霊仙・伊吹 (山と高原地図 45)