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季節を追いかけたエピソードを綴っています

【霧ヶ峰】灼熱風呂のような暑さに登る八ヶ岳、ニッコウキスゲが黄色く輝く山旅


2018年7月15日(日)

霧ヶ峰(きりがみね)に登ってきました。標高は1,925mあります。

 

霧ヶ峰と言えば、三菱のエアコンが有名ですが、その由来となった山です。

涼しそうなイメージのある名前の山ですが、僕が登った時は35度を超える猛暑の日。

灼熱風呂のような地獄の暑さでしたが、ニッコウキスゲのハイシーズンに登ることが出来ました。

 

 

斜面を染めるニッコウキスゲに感動した一日の始まりです。

 

 

前日の観光編

 

7月14日(土)

 

霧ヶ峰登山の前日です。

 

35%でオフでゲットした特急あずさに乗って松本へ向かいます。この日は移動と観光だけなので、朝9時出発とかなり余裕あり。

 

 

自宅からサーモスに入れてきたホットコーヒーを飲みながら3時間あずさで過ごしました。

 

 

---12:00。松本駅に到着。

 

 

まずは腹ごしらえということで、駅ビルのレストランフロアへ。

 

 

来たお店はからあげセンター

 

 

5年前に燕岳に登った時、veryblue氏と訪れたお店です。

 

 

今回はゆきんこ氏(妻)と訪れていますが、女性が食べれるボリュームをはるかに超えているように思えます。

 

 

どう考えてもデカイです。ということで、ゆきんこ氏が食べきれなかった分は僕が頂きまして、翌日の霧ヶ峰登山のエネルギーチャージとしました。

 

 

 

ということで腹ごしらえを終えた僕らは、予約していたレンタカーを借ります。

 

 

奈良井川に沿って北上します。

 

 

訪れた場所は「大王わさび農場」。

www.daiowasabi.co.jp

 

 

名水百選に選定されている水が流れているモニュメントがありました。

 

 

この日の気温も35度超え。ものすごい暑さのせいで、ソフトクリームののぼりに目が行きます。

 

 

わさびの直売所がありました。スタッフの方に試食させてもらいましたが、ツンと抜ける辛みがくせになる味でした。

 

 

買って帰りたかったのですが、三連休は長野で過ごすことにより、持ち帰れなさそうだったので断念。

 

 

1本800円です。機会があればぜひ。

 

 

ということでさっそく誘惑に負けてソフトクリーム。わさびソフトクリームです。想像しにくい味ですが、めちゃくちゃ旨いです。

 

 

ソフトクリームでクールダウンした後、園内を散策します。

 

 

大王わさび農場の代表的な景色がこちら。風車小屋があります。

 

 

流れる清流に乗って、遊ぶツアーなんかもあるようです。

 

 

写真中央に映っている黒い物体は、アオハダトンボと呼ばれる絶滅危惧種指定のトンボです。見つけることが出来たらラッキーとのことでした。運がいいぜ。

 

 

 

 

灼熱地獄によりゆきんこ氏が早々に愚痴り始めましたので、なんとかなだめながら散策を続けます。

 

 

黒いシートの下で育てられているのがわさびですね。

 

 

ここで清流に足を突っ込めるエリアを発見。

 

 

ちゃんと園側からも認められたエリアなので、堂々と足を突っ込みましょう。

 

 

ヒャッハー!!!めっちゃ冷てぇ!!!

 

 

とてもじゃないが1分も入れていられません。ここでクールダウンして、残りの散策の英気を養います。

 

 

 

わさびを育てているという湧水を発見。

 

 

ちょうど持ち歩いていた水が空になったところだったので、満タンに給水しておきました。

 

 

その他にも別の湧水を飲んだりもしましたが、とにかく暑いっ…。

 

 

ゆきんこ氏が不機嫌になり始めたので、撤収することに。

 

 

のむヨーグルトを買ってあげてご機嫌を取っておきました。この後松本市街へと戻ります。

 

 

夜ご飯は、みよ田という蕎麦屋さん。この日の宿泊地である東横イン松本のすぐそばにあったので、寄ってみました。

 

 

食べログ★3.59という高評価です。

 

 

幸いにもビールがサッポロだったので、問答無用でオーダーしました。

灼熱地獄だったので、さっぱりとした蕎麦とキンキンに冷えてやがるビールがとても身体に染みました。。

 

 

 

 

天ぷらなんかも注文して、お腹いっぱいにした夜ご飯でした。

 

 

さすがの人気店ぶり。僕らがお店を出た時には、既に長い行列が出来ていました。

 

 

お腹いっぱいにした後は、松本城を見に行くことにしたのですが、なんと東横インが自転車レンタルを無料で行っており、お言葉に甘えて借りることに。

 

 

カゴに貼ってあるのは少し恥ずかしいけど…。

 

 

松本城までは自転車で10分もかからず行くことが出来ます。

 

 

---19:00。松本城に到着。

 

 

水面に映る松本城がとても風格があって好きです。

 

 

日没を迎えるとライトアップされるようなので、それまで蚊に刺されながら待つことにしました。

 

 

水面には鯉がうじゃうじゃ。

 

 

少しずつ空が艶やかになっていきます。

 

 

 

時は満ちた。

 

 

---19:30。夕焼けとライトアップされた松本城。

まわりにはガチカメラマンが大勢いましたので、僕ら素人は彼らの邪魔にならないように大人しく写真を撮って帰ることにします。

 

 

登山のために何度か訪れたことのある松本駅でしたが、今回初めてちゃんと観光できました。(1日のみだけどw)

 

 

この後、東横インに自転車を返して、翌日の霧ヶ峰に備えて早めに寝ることにしました。

 

霧ヶ峰の朝は絶望の霧からスタート

 

7月15日(日)

 

 

-----6:17。霧ヶ峰周辺。

晴れ予報にもかかわらず、霧が全力で覆っています。テンションダダ下がりです。

 

 

登山口の駐車場に着いたはいいものの、相変わらず霧がかっています。

くよくよしても仕方ないので、晴れ予報を信じて準備を始めていると。

 

 

なんと、みるみる霧が取り払われていくではありませんか。

 

 

上空にはまだ雲がうようよしていますが、未来は明るそうだ。よかったよかった。

 

 

本日のコースはこちら。

頂上までは1時間もかからずに着いてしまい、それではつまらないだろうということで、ぐるっと周回することに。

全体でも4時間未満の優良物件です。

 

 

-----7:09。

久々の登山となるゆきんこ氏。地図を片手にずんずん進んでいきます。

まぁ1時間足らずで山頂に着いてしまうから、地図を見るまでもない山なんだけどね。

 

 

ニッコウキスゲ。本日のメインが早速現れてくれました。

 

 

ハクサンフウロも咲いています。

 

 

トラノオのような花も咲いていて、黄色い花畑に映えます。

 

 

太陽を全身に浴びようと、ニッコウキスゲが輝いています。

 

 

圧巻の咲きです。

ちなみに線のようなものが映り込んでいますが、侵入防止のための綱です。

 

 

いきなり序盤からこれだけの花たちを見せつけられて、気分はアゲアゲです。

 

 

まだ駐車場からこれしか歩いてないんだよ?すごすぎワロタ。

 

 

まだ朝方であるため、ウインドブレーカーを羽織っていますが、これから気温はぐんぐん上昇していくことになります。

 

 

斜面にずらっと並ぶニッコウキスゲ。これは確かに見に来たくなるわ。

 

 

頂上まで行く必要もないんじゃない?と思わせるほど。

 

 

実際に、この群生を見るためだけに来ている人もたくさんいるようでした。

 

 

写真ではわかりづらいですが、駐車場の向こう側もかなりの黄色が濃く見えます。ぐるっと周回した帰りに寄ってみることに。

 

 

瑞々しい。エロイな。

 

 

上空には雲の生き残りがうようよ。これもまた夏を演出してくれます。

 

 

アザミ

 

 

トラノオ

 

 

ゆきんこ氏は、暑くなってきて1枚脱いだ模様。

 

 

登山道の岩に飼い犬を乗せて写真を撮っている人がいました。

 

 

そんなこんなで頂上エリアに到着。はやっ!

 

霧ヶ峰の山頂、車山

 

 

-----7:52。霧ヶ峰登頂

 

 

三角点ゲッツ。

 

 

人がいなくなったところを見計らって、早速集合写真。

 

 

南アルプス方面。とんがっているのは北岳かな?

 

 

山頂には車山神社があります。

ゆきんこ氏がお参りしてます。何をお願いしているのでしょうか。

 

 

突き出た岩に立って風を受けると、まとわりついた熱気を取り払ってくれます。

 

 

山頂エリアを満喫した後は、周回へと歩を進めます。

 

灼熱風呂に咲くニッコウキスゲ

 

 

気温がぐんぐんと上昇していきます。

 

 

ナデシコ

 

 

霧ヶ峰は八ヶ岳エリアといえども、2,000mに満たない山。

こんなに猛暑になるんだったら、もっと高い山に登るべきだったか。。

 

 

名前はわかりませんが、白い花も咲いています。

 

 

周回ルートはそこまでアップダウンがないため、ゆったりとしたトレッキングが楽しめますが、とにかく暑い

 

 

道端にはたくさんの花たちがお出迎えをしてくれます。

 

 

2018年はゆきんこ氏との結婚式があったりして、あまり山に繰り出せなかっただけに、一つ一つの山で最盛期を捕まえることを重要視しました。

 

 

翌日は乗鞍岳に登るつもりで、乗鞍岳は3,000mあるのでここまで暑くは感じないだろうけど、暑すぎて水の減りが尋常ではなかった。

 

 

ゆきんこ氏は暑すぎて魂が抜けたように突っ立っています。

 

 

蝶々深山方面へと舵を切ります。

 

 

ヤマツツジみたいな花もありました。とにかく暑いです。はい。

 

 

これだけ暑いのにも関わらず、たくさんの人が訪れており、にぎやかな休日。

 

 

青空に伸びていくトレッキングルートが気持ちがいい。暑いけど。

 

 

ときには木道が敷かれたエリアもあります。

 

 

カキツバタ?アヤメ?みたいな花がありました。

 

 

暑すぎて、ちょっとの登りでも身体に負担を感じます。

 

 

振り返ると、こんもりとした山を発見。蓼科山かな。

 

map.erokuma.pink

 

 

次なるポイントに到着しました。

 

 

-----8:56。

蝶々深山に到着。

だだっぴろい山頂なので、ここでしばし休憩をすることに。

他のハイカーたちもここで水分補給をして、クールダウンさせているようでした。

 

 

僕は比較的暑さに強い方ですが、この日はさらに温度が上昇していきます。

 

暑いというより熱い

 

 

あまりの暑さに、ゆきんこ氏の口数が少なくなってきました。

 

 

大丈夫?と声をかけるも、意気消沈気味で集中力が切れかけています。

 

 

-----9:46。

物見岩に到着。

 

 

「暑い!暑すぎる!!」そんな会話が延々と続き、景色を楽しむどころではなくなってきている様子のゆきんこ氏。

 


 

ちょいちょい花の写真を撮りながら、ゆきんこ氏に水分を与えてなだめますが、

確かにこれはずっと熱湯をかけられているような気分だ。

暑いというより熱い。。

 

 

ニホンジカ防護柵を越えて先へと進みます。

日陰でも見つけて休ませてあげたいところ。

 

 

途中、休憩所という看板を発見。

 

 

ここに作られたわずかなベンチに腰掛け、日陰で休憩することに成功。

ゆきんこ氏も無口だったのが、少し回復したようで安心。

 

 

あとは駐車場に戻るだけや!と後ろから励ましながら歩きます。

 

 

ピンク色の花が咲いていました。ヤナギランかな。

 

 

アヤメかな?たんなる周回路に彩を添えてくれます。

 

 

再び柵を越えて駐車場へと向かいます。

 

 

駐車場がある「車山肩」まではあと1.8km。ここからが長く感じました。

 

 

なんてったって、最後の最後に急登とも呼べる上り坂が用意されていました。

これにはゆきんこ氏もノックアウトされたようで、かなりグロッキーになっていました。

 

 

車山肩を起点に周回する場合には、この最後の急登にやられると思います。暑い時期は特に。

 

 

蓼科山にかかるもくもくとした夏雲を見ながら、急登を乗り越えていくと。

 

 

車山肩近辺の群生地帯までやってきました。

 

 

「すげー!」と一人感動していると、ゆきんこ氏はここでリタイア。

ニッコウキスゲはもう充分みたから、先に駐車場に帰って休んでいるとのこと。

 

 

僕もすぐ戻るよーと言って、たくさん人がいるエリアに。

 

 

 

 

 

 

大量のニッコウキスゲが爆咲です。駐車場から山頂エリアとは逆方面になりますが、こちら側もたくさん咲いているのでぜひ。

 

 

お昼時になると、その暑さは最高潮に達しますが、人もわんさか。

 

 

またいつの日か来れることを願って、ゆきんこ氏の元へと戻りました。

 

下山後のクールダウン

 

 

下山は完了したものの、エネルギーを大量消費したため、空腹感が襲ってきました。

 

 

駐車場で休息をとっていたゆきんこ氏と合流し、食堂でご飯を食べることに。

 

 

まぁ、まずはソフトクリームだよねw

 

 

僕はがっつり食べたくてカツカレーを選択。

 

 

ゆきんこ氏は暑さにやられて食欲がないとのことなので、そばで空腹を満たしました。

 

 

その後、駐車場周辺をうろついていたら、野菜直売所を発見。

 

 

トマトをバラで売ってもらい、その場で食べました。うまうまー。

 

 

焼きたてのとうもろこしも食べて、おなかを満腹にして霧ヶ峰を後にしたのでした。

 

霧ヶ峰登山を終えて

 

 

暑かった。その記憶しかないぐらいの猛暑でした。

 

写真を見返してみると、ニッコウキスゲがきれいだなぁと感じますが、暑さは写真では伝わりません。

 

しかしながら、暑ささえ除けば散策するにはちょうど良いコースで、季節のニッコウキスゲも美しい山でした。

 

今度行くときは、もう少し涼しい時期を選んで、心から満喫してみたいと思いました。

 

 

霧ヶ峰、ありがとう!

 

 

霧ヶ峰の地図はこちら↓

山と高原地図 八ヶ岳 蓼科・美ヶ原・霧ヶ峰

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