Season Map

季節を追いかけたエピソードを綴っています

【浅間山】虫垂炎手術から2か月!登山界への復帰を記念して登る、火山規制解除の前掛山への山旅

 

2018年9月23日(日)

浅間山(あさまやま)に登ってきました。標高は2,568mあります。

長野県群馬県の県境に位置しています。

 

前回の記事でもお伝えしましたが、

2か月前、乗鞍岳に登っていたら虫垂炎(盲腸)を発症し、その後2か月間は登山から遠ざかる生活を余儀なくされていた僕。

 

すっかり身体も鈍っちまったのですが、秋の紅葉登山に向けてここらで一発どこかに登っておきたいと思い、はるばる浅間山まで出向くことに。

 

 

そして、このブログを初めて数年たちますが、登山記事が100記事目を迎えました。

 

そんな記念すべき記事を華々しく飾りたいところでありますが、登山自体はあまりに久々すぎて、筋肉痛が半端ではなかった山旅の始まりです。

 

 

浅間山までのアクセス

 

9月22日(土)

 

 

‐‐‐‐‐23:36。日暮里駅なう。

 

この日一緒に登るメンバーは、さく兄、Veryblue氏、ゆうちゃん、僕の4人です。

一番集合しやすい場所が日暮里駅でした。

 

到着を知らせる連絡をメンバーにしたところ、

「マックでハンバーガーを30個買っておいて」と指令が。

 

 

以下のラインナップで合計30個を購入。

 

  • ハンバーガー(100円)×10個
  • チーズバーガー(130円)×10個
  • チキンクリスプ(100円)×10個

 

この時点でなんとなく察しがついている人はかなり勘がいいと思います。

 

 

9月23日(日)

 

‐‐‐‐‐1:34。日付が変わって、SAで休憩することに。

 

お腹が空いたので、先ほど購入したマックを食べることに。

 

 

デーン!!

まだ温かいハンバーガーは、空腹にも優しく、美味しく食べられました。

 

みんな2個ずつ食べて、残りは山の上まで分担して運んで食べることに。

なぜマックなのかは、あとで分かります。

 

 

‐‐‐‐‐4:08。

車坂ビジターセンターに到着。

 

まだ夜明け前だというのに、駐車場にはたくさんの車が止まっていて、止められるスペースがほぼありませんでした。

僕らは最後の一台、なんとか滑り込ませることが出来ました。

 

ナイトハイクでご来光を狙う

 

 

‐‐‐‐‐4:24。

なぜこんなにも早い出発なのかというと、ご来光をゲッツするためです。

 

 

久々のナイトハイクですが、4人いるので特に不安感はありませんでした。

 

 

この日のコースはこちら。

 

2か月ぶりの登山だというのに、コースタイムは9時間超

身体がついてこれるか不安です。

 

 

‐‐‐‐‐5:25。

途中の写真はないので割愛しますが、約1時間歩いて、槍ヶ鞘というポイントに到着。

徐々に明るくなってきました。

 

 

奥秩父山塊の向こう側には富士山がクッキリと。

富士山見えると、幸せな気分になるのは僕だけではないはず。

 

 

徐々にブルーアワーへと突入します。急がねば。

 

 

‐‐‐‐‐5:34。

浅間山を正面に眺めることのできる「トーミの頭」に到着。

 

ここでご来光を待ちながら、みんなで担ぎ上げたマックを食べます。

 

 

浅間山で朝マック!!

 

 

韻を踏んでいるだけのくだらないイベントですが、

これを思いついた時の我々は神がかっていてるほどテンションが高く、怖いもの知らずだったが、

いざ食べてみたら、もう温かくはないし、特別に美味しいわけでもない

 

 

中には「厳密にいえば朝マックは朝5時から販売開始されるものだから、深夜に買った普通のバーガーは朝マックではない」と至極当然のツッコミをするメンバーも。

 

 

最終的には車内やザックの中までもがマック臭くなるという、誰にもメリットのないイベントを過ごしながら、ご来光を待ちます。

 

 

‐‐‐‐‐5:54。

ハンバーガーを2個ほど消費したあたりで、いよいよその時が迫る。

 

 

西には北アルプスも確認できます。

 

 

現れたご来光を写真に収めるVeryblue氏。

 

 

あ、、あったけぇ。。

冷めたバーガーを食べて補充するカロリーより何倍もエナジーを感じます。

 

 

4人でご来光の写真を撮る。

 

 

Veryblue氏さく兄は、肩を組んで謎のダンス。

 

 

その一瞬を見逃すまいとカメラを構えるゆうちゃん

 

 

みんなが思い思いにご来光を楽しんだあとは、浅間山本体へと向かいます。

 

火山館を経由して本丸へ

 

 

温かい太陽が、この日の好天を約束してくれているようでうれしい限り。

 

 

トーミの頭を後にしたら草すべりというエリアを通って下ることになります。

 

 

先ほどまで滞在していたトーミの頭は写真右側。

 

 

夏の生き残り。

冒頭の通り、2018年の夏は全く登山に出かけられなかったので、花を見ると、少しだけ夏を取り戻せた気がしました。

 

 

浅間山の外輪稜線。下山後はあちら側を通って駐車場へと戻ることになります。

 

 

草すべりを下山し終わると、このような看板がありました。

火山館という山小屋があるのですが、トイレに行きたかったので、みんなで寄ってみることに。

 

 

向こう側から歩いてくる人もいる通り、火山館側にも登山口があります。

火山館側の方が、草すべりを下る必要がないので、標高差的には楽かと思います。

 

 

‐‐‐‐‐7:04。

火山館に到着。

 

 

 

水場もありますので、ここでチャージすることが出来ます。

 

 

火山館で用を足したり、しばらく休憩した後は、再び来た道を戻って、本丸へと向かいます。

 

 

‐‐‐‐‐7:40。

賽の河原分岐に到着。

火山規制中はここまでしか登ることが出来ませんが、幸いにもこの日は火山規制ランクは1なので、この先にも進むことが出来ます。

 

 

しかしながら、浅間山の本当の頂上には2018年時点でも登ることは許されておらず、登れるのはその前座の前掛山までです。

前掛山までは、あと2.1km。

 

 

分岐を通り過ぎると、ここから再び登りが開始します。

 

 

先ほどまで雲海だった雲たちが、陽が昇るにつれて、山肌へと侵食してきます。

 

 

写真左の山は四阿山、その奥に見える中央の山は草津白根山かと思います。

 

 

トーミの頭がどこにあるか判別できませんが、草すべりはこの壁みたいな山肌を下るルートなので、かなりえげつない下りでした。

 

 

 

振り返ると、さく兄がボーッっと歩いていました。

徹夜で運転してきたため、睡魔が半端ではないようで、魂が抜かれているようでした。

メンバーの中では最年長なので、年齢には勝てないということか。

 

 

一方、最年少のゆうちゃんはさくさくと登っていきます。

 

 

四阿山が風格あるたたずまいをしています。

浅間山と同じ年に登ったのに、ずいぶん前のことのように思えました。

 

この、前掛山への登りは、半端ではなく登らせてきます。

急登であることに加えて、かっなり長いです

 

 

2か月ぶりの登山でこの急登はかなり厳しいものがありましたが、

無心で登り続けているとようやく前掛山の山頂をとらえることができる距離までやってきました。

 

 

振り返ると、戦力外通告でも受けた野球選手のように元気のないさく兄が、四阿山を眺めて座っていました。

 

 

彼のライフはゼロのようです。

 

 

そうは言いつつも、実は僕もかなりつらくて…

前掛山の山頂が見えてからがとにかく長い。。

 

 

ようやく激坂を上り終えて、休憩できそうな場所に到着しました。

 

 

万が一噴火したとき用に、シェルターが設置されています。

お世話にならないことを祈ります。

 

朝マックを補充して山頂へ

 

 

お腹が空いたので、再び朝マックをチャージ。

これ以外の食べ物をほとんど持ってきていないという馬鹿げた登山です。

普通の行動食が食べたいです。

 

 

前掛山の頂上を目の前にして、しばらくみんなでマック休憩です。

冷めたバーガーほど美味しくないものはありません。

 

 

さく兄も、バーガーでチャージして少し持ち直した模様。

 

 

人のことを散々言っていますが、僕もこの時、猛烈な眠気に襲われ始めます。

あとちょっとで山頂だと言うのに。。。

 

 

下界の街並みが雲の切れ間から垣間見えます。

 

 

外輪稜線。素晴らしい景色だというのに、ここで眠気のピークに。

ここからはほぼ目を閉じながら歩くことになります(マジで)

 

 

気を失いつつも、時々ふっと我に返って、シャッターを押します。

あと少しで山頂だ。。

 

 

人だかりが見えますが、あのあたりが山頂のようです。

すぐに着いてしまいそうなのに、全然近づかない。

 

 

 

目の前には、さんさんと輝く太陽。

 

あまりの眠気に土に還ってしまいそうな僕を励ましてくれます。

 

 

 

後ろからVeryblue氏とさく兄が歩いてきます。

 

さく兄はなんとか眠気と戦い抜いた模様。さく兄の根性にはいつも頭が下がります。

 

 

おそらくは浅間山の本当の山頂であろうピークが目の前に確認できます。

 

トレースも見えるから、一応通れることは通れるのかな?

 

 

そして。

 

 

-----9:19。

浅間山登頂

 

規制解除を待ち望んだ山頂から見る景色

 

 

この前掛山より先には行っていけない立ち入り禁止の看板が立っていました。

現役火山に登れるギリギリラインまでやってきました。

 

 

山頂には次々とハイカーたちがやってきます。

 

 

それもそのはず。

火山規制レベル2に引き上げられたのは2015年。

約3年間もの間、前掛山までの登山が禁止されていたのですから、みんなが待ち望んでいた景色がここにはあります。

 

 

雲海、そしてその奥に見える山並み。

山好きからすればよだれの出る景色です。

 

 

急登がものすごく辛かったし、眠気も半端ではなかったけど、頑張ってきて良かった。

 

 

外輪稜線がくっきり。

 

帰りはあそこを通るんだけど、また下って登るのがものすごくイヤだ

 

 

そして堕ちる僕

あまりの睡魔に勝てず、気づけば地面に座り込んで寝ていました。

 

Veryblue氏には「冗談だよね?!ネタで寝てたんだよね?」と言われましたが、ガチです。

 

 

みんなにたたき起こされ、集合写真の撮影完了です。

そういえば、このメンバーで登るのは3年ぶり。

 

中央アルプスの周回登山以来です。

 

 

山頂標識にある手形に合わせてポーズ。

相変わらず眠気がすごくてあまり覚えていません。

 

 

ひっきりなしにハイカーたちが山頂目指してやってくるため、どんどん狭くなります。

そろそろ下山を開始しましょう。

 

荒々しい外輪を経由して下山

 

 

シェルターがある場所から山頂まではこんな感じの道を上ってくることになります。

浅間山の規模のデカさが垣間見えます。

 

 

大きな外輪稜線。あちら側から見る浅間山も楽しみです。

 

 

シェルター付近まで降りてくると、先ほどよりも更に大勢のハイカーたちが休憩していました。

みんな青空に感謝しているようで、談笑が響きます。

 

 

 

そしてシェルターを過ぎると、登ってくる人たちとのすれ違いで大渋滞。

浅間山の人気っぷりに嫉妬します。

 

 

外輪と同じ高さぐらいまで下ってきました。

 

ここからまだまだ下って、もう一回登るとか地獄w

 

 

下りきりました。外輪の取りつきで少し休憩します。

 

 

こうやって見上げてみると、浅間山の噴火の力強さを感じます。

 

 

外輪の上まで出るのにかなりの急登を登る必要があります。

 

 

「これ登るのだりぃなあ。」

「まぁ、木曽駒と同じような感じじゃね?すぐ終わりそうだけど」

 

と山談義をして、失いかけた闘志を鼓舞します。

 

 

外輪の上に到達するまで無言で登ります。

 

 

登ってみたら、意外にスグでした。

ゆうちゃんが自慢のカメラの腕を振るっています。

 

ちなみにこのブログでも何回かゆうちゃんの写真を拝借しています。

 

 

-----11:33。

Jバンドを通過。どこの国のバンドでしょうか。

 

 

登ってきた急登を見下ろすとかなりの斜度ですが、見た目ほどキツくはなかったので安心です。

むしろ、前掛山への急登の方がしんどかった。。

 

 

外輪から見る浅間山。

Veryblue氏が映り込んで邪魔をしてきました。

 

 

外輪の北側から雲の攻撃を受け始めました。

さすがにお昼前後になると雲が活発化してきます。

 

 

-----11:59。

仙人岳に到着。

 

 

ここでも再びバーガー休憩です。

めちゃくちゃまずいです。

 

ゆうちゃんの口の悪さが最高潮に達していて、大爆笑だった。

 

 

駐車場へもくもくと歩く僕ら。(撮影:ゆうちゃん)

 

 

いくつかのアップダウンを繰り返しながらトーミの頭方面へと向かいます。

 

 

3年前に中央アルプス周回したときは、平均年齢30歳で、まだ若さをウリにできた僕らだったので、強行登山なんかもよくやっていましたが、

もうすでに平均年齢は33歳。背中から疲労感がにじみ出ています。

 

 

そんな僕らを励ますように、地面に書かれたニコちゃんマーク。

 

 

-----12:30。

蛇骨岳に到着。

 

 

蛇骨岳を過ぎると、見通しのきかない道へと変化します。

 

 

上を見上げると、紅葉がまばらに始まっていました。

これから季節は秋に向かうのかぁと感じられるのも登山の良さのひとつ。

 

 

-----12:54。

黒斑山に到着。

 

火山規制レベル2のときは、この黒斑山あたりまで登って引き返すというのがメジャーなようですね。

 

 

そしてトーミの頭まで戻ってきました。

 

さきほどはここでご来光を眺めていたと思うと、行動時間の長い一日だと実感します。

そりゃ眠気も襲い掛かってくるわけだ。

 

 

 

-----13:47。

トーミの頭を出発してから、さくさくっと下山して、駐車場に到着。

 

駐車場に止めきれない車たちが、パンパンに溢れていました。

 

 

下山後のコーラの儀をVeryblue氏と交わす。

 

 

下山後の温泉は薬師館へ。

 

 

この温泉、外観や内観がめちゃくちゃ風情があって雰囲気あります。

 

 

お風呂はとても狭かったのが残念ですが、泉質はとても良かったです。

水風呂もあったからアイシングもできました。

 

 

東京へ帰る間、高速道路では事故渋滞なんかもあったり、

ドライバーのさく兄が限界を迎えて僕が代わりに運転したりしましたが、無事に日暮里駅で解散することが出来ました。

 

浅間山に登ってみて

 

 

復帰戦にしてはキツすぎた。というのが感想です。

 

2か月ぶりの運動不足の身体で登る山ではなかったですが、それでも登って良かったと思えるぐらいの絶景を約束してくれる山でした。

 

久々の登山仲間と登ることが出来たのも楽しかったけど、今度はハンバーガーではない食事を持参して、登ってみたいなと思いましたw

 

 

浅間山、ありがとう!

 

 

浅間山の地図はこちら↓

山と高原地図 浅間山 軽井沢・長野原の山々

山と高原地図 浅間山 軽井沢・長野原の山々

 

 

登山中のハンバーガーはこちら↓

人生で大切なことはみんなマクドナルドで教わった

人生で大切なことはみんなマクドナルドで教わった